LAギャラクシーに加入することが決まったDF吉田麻也が4日、移籍情報に詳しい著名記者のファブリツィオ・ロマーノ氏にリベンジを果たしたことを伝えた。

　吉田とロマーノ氏の“因縁”は昨年7月4日に発生した。約1700万フォロワーを抱えるロマーノ氏がX(旧ツイッター/@FabrizioRomano)で、「シャルケが日本人センターバックの吉田をフリーで獲得する準備をしている。明日、メディカル検査のためにドイツへ向かうようだ」と投稿。翌日にシャルケ加入が正式発表されると、吉田(@MayaYoshida3)は「奥さんにも言ってない事、知られてた」と驚きを隠せない様子で反応した。

　このやり取りから1年、シャルケを退団した吉田はJ2の栃木SCに練習参加するなどしながら新天地を探していた。すると7月29日にロマーノ氏が「LAギャラクシーは吉田との交渉を完了しようとしている。彼はフリー契約でMLSのクラブに加わる準備ができている」などと綴り、再び吉田の移籍先について報じた。そして投稿通り、今月3日に吉田がLAギャラクシーに加入することが正式発表されている。

　吉田はLAギャラクシーの加入に際し、Xで「here we go!」とロマーノ氏の代名詞を引用する形で意気込みを表明。これを見たロマーノ氏が「グッドラック麻也!」とコメントすると、吉田は「今回はあなたが投稿するよりも先に僕の妻は加入について知っていたよ」と明かした。1年越しにロマーノ氏に勝利した吉田は笑顔の絵文字とともに、「奥さんが幸せだと家庭もハッピーだ」と投稿している。

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