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プレミア開幕節から誤審発生…マンU対ウルブス最終盤、オナナのプレーは「明らかなPK」と審判協会認定

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GKアンドレ・オナナのプレーはPKとすべきだった

 11日に開幕したプレミアリーグだが、開幕節から重大な誤審が発生したようだ。14日に行われたマンチェスター・ユナイテッドウォルバーハンプトンの後半アディショナルタイム、GKアンドレ・オナナがFWサーシャ・カライジッチに接触したシーンはPKと判定すべきだったという。『BBC』など現地各メディアが伝えている。

 マンチェスター・Uの1点リードで迎えた後半アディショナルタイム、ウルブスはMFペドロ・ネトが右サイドからクロスを供給してチャンスを作る。このボールに複数の選手が飛び込むと、DFクレイグ・ドーソンがボールに触れた一方でカライジッチは相手GKのオナナと激しく衝突。この攻撃からウルブスの得点は生まれなかったが、オナナのプレーがPKとなるファウルに相当する可能性でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックが行われた。しかし、VARはノーファウル判定を支持する決断を下した。

 この接触を見たウルブスのガリー・オニール監督も第4審判員にファウルをアピール。ただ、PKは与えられず、逆に異議によるイエローカードを受けることとなった。そのオニール監督は試合後の会見で、プロ審判協会(PGMOL)のメンバーからPKを得るはずだったという見解を伝えられたことを公表した。

 オニール監督は会見で、試合終了直後にPGMOLでプレミアリーグ担当審判員を統括するジョナサン・モス氏と会話したことを明かした。モス氏はオナナのプレーについて「明らかなPK」と伝え、オニール監督に謝罪したという。また、モス氏は「主審がPKを与えず、さらにはVARが介入しなかったことが信じられない」と判定への不満を述べたようだ。

 さらに『BBC』のサイモン・ストーン記者はPGMOL会長のハワード・ウェブ氏もウルブスに謝罪したことを伝え、今回主審を務めたサイモン・フーパー氏、VARのマイケル・ソールズベリー氏、AVARのリチャード・ウェスト氏が次節の担当から外れることを報じている。ソールズベリー氏は昨シーズンのトッテナム対ブライトンで同じ役割を務めた際、MF三笘薫に対するPK相当のファウルを見逃したことで誤審と認定されていた。

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