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キス騒動のスペインサッカー会長が辞意「未来を見なければならない」

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 スペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス会長が辞意を表明した。

 ルビアレス会長は先月行われた女子ワールドカップの表彰式で優勝したスペイン女子代表の選手にキス。その後の対応を含め、世界中で大きな騒動となっおり、騒動を重く見た国際サッカー連盟(FIFA)も一時的な追放処分を通告するなど、同会長は厳しい立場に追い込まれていた。

 『アス』はルビアレス会長の辞表を掲載している。

「FIFAによる迅速な資格停止処分と、私に対するその他の手続きを見ると、私が元のポジションに戻ることができないのは明らかだ。待つことに固執し、それにしがみつくことは、連盟にとってもスペインサッカーにとっても、何一つプラスにならない。とりわけ、私の復帰を阻む事実上の権力があるからだ」

「このことでスペインサッカーに害が及ぶことを望んでいない。何よりも私が辞任することで、ヨーロッパやアフリカの国々と団結して目指している2030年のW杯開催が現実に近づくと考え、この決断を下すことにした」

「私は今、前を向き、未来を見なければならない。私は真実を信じ、それを実現するために全力を尽くすつもりだ。私の娘たち、私の家族、そして私を愛する人々は、過剰な迫害の影響や多くのデマに苦しめられてきたが、路上では日々、真実が優勢になっていることも事実だ。すべての働く人、議会メンバー、連盟、そしてサッカー関係者に、幸運を祈りつつ、大きなハグを送りたい。この間、私を支えてくれたすべての人に感謝する」
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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