beacon

リバプールは暫定で首位に浮上! エリオットの後半AT逆転弾でクリスタル・パレスを撃破

このエントリーをはてなブックマークに追加

[12.9 プレミアリーグ第16節 クリスタル・パレス 1-2 リバプール]

 プレミアリーグは9日、第16節を開催した。2位リバプールは敵地で14位クリスタル・パレスと対戦。2-1で勝利した。日本代表MF遠藤航は加入後初となるリーグ戦2試合連続の先発出場となった。

 順位浮上に向けて5試合ぶりの白星を目指すクリスタル・パレスと首位奪還へ3連勝を狙うリバプールの一戦。最終ラインからパスを繋いで組み立てを図るリバプールと鋭いカウンター攻撃でボールを前進させたクリスタル・パレスが、立ち上がりから一進一退の攻防を見せた。

 リバプールは、遠藤を底に置きながら同列のMFドミニク・ショボスライやDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが流動的に絡んで試合を構築。FWモハメド・サラー、FWルイス・ディアスがサイドで起点となり、先頭のFWダルウィン・ヌニェスをターゲットに相手ゴールに迫った。

 対するクリスタル・パレスは、ペナルティエリア内を固めて相手の入り込む隙をなくす。中盤のところではMFウィル・ヒューズを中心にボールを奪取。FWオドソンヌ・エドゥアールを狙ったカウンターでチャンスを作った。

 するとクリスタル・パレスは前半27分、右サイドから攻撃を仕掛けると、FWジョルダン・アイェウが低弾道のクロス。ファーサイドから走り込んだMFジェフェルソン・レルマが合わせたが、ここはGKアリソン・ベッカーの好セーブに遭った。

 さらにクリスタル・パレスは前半30分、ペナルティエリア手前で遠藤のボールをつつくと、O・エドゥアールがボックス内に侵入。DFフィルヒル・ファン・ダイクに倒されて主審が笛を吹いたが、ビデオアシスタントレフェリーの介入、オンフィールドレビューの結果、遠藤からボールを奪ったシーンでファウルがあったとし、PKは取り消された。

 リバプールは前半終了間際に好機を作るも、サラー、ショボスライのシュートは相手が体を張ってブロック。試合はスコアレスのまま前半を折り返した。

 先制点を目指す両チームはハーフタイムで選手交代。リバプールは遠藤を下げてDFジョー・ゴメスを投入し、クリスタル・パレスはO・エドゥアールに代えてFWジャン・フィリップ・マテタをピッチへ送り込んだ。するとクリスタル・パレスは後半13分、マテタがボックス内で倒されてPKを獲得。自ら決めて試合を動かした。

 リバプールは相手の堅い守備に苦しみながらも後半31分に同点。サラーがゴール前の混戦の中から放ったシュートが相手に当たってそのままネットを揺らした。さらにリバプールは同アディショナルタイム1分、途中出場のMFハービー・エリオットが右サイドでボールを受けると、ドリブルで持ち込んで左足一閃。ゴール右隅に決めて逆転に成功した。

 試合はリバプールがリードを守り抜いて2-1で勝利。暫定で首位に浮上している。
●海外組ガイド
●プレミアリーグ2023-24特集
▶久保建英、三笘薫ら日本代表選手が欧州での戦いに挑む!CL&ELはWOWOWで放送・配信!

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP