ボルシアMGのFW福田師王がトレーニングマッチで2ゴールを記録する活躍を見せた。

　21日に開催されたオイペン(ベルギー1部)とのトレーニングマッチ。先発に名を連ねた福田は、まず14分に魅せる。右サイドからFWフランク・オノラが送ったクロスに反応すると、打点の高いヘディングで叩き込んで先制点をマーク。

　さらに後半開始早々の3分、ショートコーナーの流れから左サイドのMFロビン・ハックがクロスを供給すると、ファーサイドに走り込む。ダイレクトで合わせたシュートは相手GKに阻まれるも、こぼれ球に自ら反応して右足で押し込んで2点目を奪取した。

　福田は39分までプレー。そのまま逃げ切ったチームは2-0の完封勝利を収めている。

　神村学園高からボルシアMGに加入した福田は4部相当のリーグ戦を戦うセカンドチームで、13試合5ゴール1アシストを記録。その活躍が認められてトップチーム昇格を果たすと、1月27日のブンデスリーガ第19節レバークーゼン戦で待望のブンデスデビューを果たした。リーグ戦の直近3試合はベンチ外となっていただけに、大きなアピールとなったはずだ。

■福田師王の1点目

■福田師王の2点目

---

●海外組ガイド