フランス代表のディディエ・デシャン監督は、エースのFWアントワーヌ・グリーズマンが足首に問題を抱えているものの、次戦への出場に問題はないと話した。

　オーストラリア代表との初戦に出場したグリーズマンは、大会史上初のビデオ判定で得たPKを沈めるなど、2-1の勝利に貢献。後半にFWオリビエ・ジルーと交代してピッチを去った同選手だが、どうやら試合中に足首を痛めていたようだ。

　21日に行われるペルー代表戦前の会見に登場したデシャン監督は「彼の調子は良いが、小さな問題を抱えている。試合後に足首が腫れていた。しかし、彼は通常通りのトレーニングをこなした」と負傷が心配されるも、問題ないと主張した。

「試合の間、彼はベストな状態ではなかった。脚が重そうで、得点を決めた後にピッチから下げることを決めた。仮に彼がピッチに残っていたら結果が変わっていた可能性もあった。控え選手が我々に違いをもたらせてくれた」

　辛くも勝利したもののオーストラリア代表戦のパフォーマンスに非難が集中するフランス代表。中でもグリエーズマン、キリアン・ムバッペ、ウスマン・デンベレの前線3選手への批判が相次ぐことを受け、同選手たちへの信頼を口にしたデシャン監督だが「オリビエも先発で戦えるだけの力がある」とメンバーを入れ替える可能性を匂わせた。

　ブラジル代表やドイツ代表、スペイン代表の優勝候補は軒並み結果を残せていないものの、初戦をものにしたフランス代表はペルー代表戦でどのようなプレーを見せてくれのだろうか。

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