ロシアW杯は26日にグループDの試合が行われ、アルゼンチンはナイジェリアに2-1で勝利した。ホルヘ・サンパオリ監督は試合後、選手を称えている。

　勝利が絶対条件の中で、ナイジェリアとの最終節を迎えたアルゼンチン。立ち上がりから気持ちを見せると、14分にFWリオネル・メッシが先制点を挙げる。その後追いつかれ、このまま終了かと思われたが、87分にDFマルコス・ロホが決勝点を挙げ、逆転で決勝トーナメント進出を決めた。

　窮地に追い込まれていた中での決勝トーナメント進出に、サンパオリ監督は選手を称えた。

「選手たちは強い気持ちを持ってプレーし、戦う意志を持っていた。これは、今後の可能性を高めてくれる。今日の彼らは、非常にタフな相手に勝つための何かを持っていたんだ」

　そして、先制弾を挙げたメッシを絶賛しつつ、サポーターへの感謝を述べた。

「リオネルと一緒であれば、ロシアで何か重要なことを成し遂げられるという夢を共有できる。監督の義務は、メッシにフットボールをプレーさせ続ける環境を整えることだ」

「観客にも感謝したい。アルゼンチンにいるかのように感じたよ。我々は幸せだ。今日のスタジアムでも、昨日のホテルでもね」

　逆転でグループ突破を決めたアルゼンチン。決勝トーナメント1回戦では、グループC首位のフランスと激突する。

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