カタールW杯の欧州予選が7日に行われ、グループDではフィンランド代表をホームに迎えたフランス代表が2-0の完封勝利を収め、公式戦6試合ぶりの白星を手にしている。

　今夏開催されたEURO2020ではグループリーグ初戦ドイツ戦で1-0の完封勝利を収めたフランスだが、第2節ハンガリー戦(1-1)、第3節ポルトガル戦(2-2)で連続ドロー。決勝トーナメント1回戦ではスイス代表と対戦すると、3-3のまま突入したPK戦を4-5で落として大会を後にした。

　その後、行われたW杯予選でも調子が上がらず。9月1日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦(1-1)、4日のウクライナ戦(1-1)でもドローと勝ち切れない試合が続いていたが、フィンランド戦で久しぶりの白星。

　前半25分、FWカリム・ベンゼマのワンタッチパスからPA内に侵入したFWアントワーヌ・グリーズマンが左足アウトの巧みなシュートでネットを揺らして先制に成功。さらに後半8分に再びグリーズマン。DFレオ・デュボワのパスをPA内で受けると、右足のシュートでゴールを陥れ、リードを2点差に広げた。

　その後、フランスに追加点こそ生まれなかったものの、フィンランドの反撃を許さずに2-0の完封勝利。公式戦6試合ぶりの白星を手にし、勝ち点を12まで伸ばして首位を独走している。

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