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森保JはB組2位でアジア突破…サウジアラビア、オフサイドに泣いた豪州破って首位フィニッシュ

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[3.29 W杯最終予選 サウジアラビア1-0オーストラリア]

 カタールW杯アジア最終予選は29日、最終節を各地で行い、サウジアラビア代表オーストラリア代表を1-0で下した。日本がベトナムに引き分けたため、サウジアラビアがB組首位での予選突破を果たした。

 すでにサウジアラビアと日本のカタールW杯行き、オーストラリアのプレーオフ行きが決まっていたアジア最終予選B組。本大会に向けて新たなトライが行える状況のなか、サウジアラビアがホームにオーストラリアを迎えた。

 前半はサウジアラビアがボールを握るも、攻撃の決定機ではオーストリアが優勢。日本戦でも脅威となっていた右サイドのMFマーティン・ボイルを中心に攻撃を組み立て、反対サイドのMFアワー・メイビルとともに相手ゴールに迫っていった。

 すると前半36分、オーストラリアにこの試合最大のビッグチャンス。自陣でのビルドアップを起点にMFアイディン・フルスティッチがロングスルーパスを繰り出すと、フリーで抜け出したボイルが独走からゴールに流し込んだ。だが、副審はオフサイドの判定。VARのチェックに約5分がかかったが判定は覆らず、先制点を逃した。

 そうして迎えた後半はサウジアラビアが先手を取った。17分、右サイドのパスワークからエリア内に侵入したMFサミ・アルナジェイがMFジェームズ・ジェゴに倒されてPKを獲得。これをFWサレム・アルダウサリが右足で落ち着いて決めた。

 試合はそのまま動かず、1-0でタイムアップ。サウジアラビアが最終予選のラストマッチを白星で飾り、B組首位に浮上した。一方、最終節でベトナムに引き分けていた日本は2位で終えた。

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