ベイルが同点PK!!64年ぶりW杯出場のウェールズはアメリカと1-1ドロー
[11.21 カタールW杯B組第1節 アメリカ1-1ウェールズ アルラーヤン]
カタールW杯は21日、グループリーグ第1節を行い、B組のアメリカ代表とウェールズ代表の一戦は1-1で引き分け、勝ち点1を分け合った。B組の第2節は25日に行われ、アメリカは初戦で大勝したイングランドと、ウェールズはイランと対戦する。
序盤からウェールズを押し込むアメリカはサイドを起点にチャンスをうかがう。前半9分、DFセルジーニョ・デスト(ミラン)の縦パスに反応したFWティモシー・ウェア(リール)が右サイドからクロス。これがDFジョー・ロドン(レンヌ)に当たってあわやオウンゴールとなると、直後の10分には左クロスからFWジョシュ・サージェント(ノリッジ)がポスト直撃のヘディングシュートを放った。
試合を優勢に運びながらその後はなかなか決定的な場面をつくれずにいたアメリカだが、前半36分、中央からゴールをこじ開ける。FWクリスティアン・プリシッチ(チェルシー)のスルーパスに抜け出したウェアが右足アウトサイドでゴール右隅に流し込む技ありゴール。アメリカが1-0とリードを奪い、前半を折り返した。
64年ぶり2回目の出場でまずはW杯初勝利を目指すウェールズは後半開始からFWダニエル・ジェームズ(フルハム)に代えてFWキーファー・ムーア(ボーンマス)を投入。ムーアとFWガレス・ベイル(ロサンゼルスFC)の2トップで反撃を狙った。
ボール支配率を高めてセットプレーのチャンスをつくり出すウェールズ。後半20分にはMFハリー・ウィルソン(フルハム)の右CKにムーアが頭で合わせたが、枠を捉えられなかった。
カウンターでヒヤリとする場面もありながら粘り強く試合を進めるウェールズは後半35分、素早いスローインからMFアーロン・ラムジー(ニース)が右サイドをえぐってマイナスのパス。ベイルがPA内で後方からDFウォーカー・ジマーマン(ナッシュビル)のタックルを受け、PKを獲得した。これをベイルが自らゴール右に決め、1-1の同点に追いついた。
その後は互いに勝ち越しゴールを目指してオープンな展開となったが、2点目は生まれず、1-1のままタイムアップ。ウェールズのW杯初勝利はお預けとなったが、苦しい展開から貴重な勝ち点1を獲得した。
(取材・文 西山紘平)
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カタールW杯は21日、グループリーグ第1節を行い、B組のアメリカ代表とウェールズ代表の一戦は1-1で引き分け、勝ち点1を分け合った。B組の第2節は25日に行われ、アメリカは初戦で大勝したイングランドと、ウェールズはイランと対戦する。
序盤からウェールズを押し込むアメリカはサイドを起点にチャンスをうかがう。前半9分、DFセルジーニョ・デスト(ミラン)の縦パスに反応したFWティモシー・ウェア(リール)が右サイドからクロス。これがDFジョー・ロドン(レンヌ)に当たってあわやオウンゴールとなると、直後の10分には左クロスからFWジョシュ・サージェント(ノリッジ)がポスト直撃のヘディングシュートを放った。
試合を優勢に運びながらその後はなかなか決定的な場面をつくれずにいたアメリカだが、前半36分、中央からゴールをこじ開ける。FWクリスティアン・プリシッチ(チェルシー)のスルーパスに抜け出したウェアが右足アウトサイドでゴール右隅に流し込む技ありゴール。アメリカが1-0とリードを奪い、前半を折り返した。
64年ぶり2回目の出場でまずはW杯初勝利を目指すウェールズは後半開始からFWダニエル・ジェームズ(フルハム)に代えてFWキーファー・ムーア(ボーンマス)を投入。ムーアとFWガレス・ベイル(ロサンゼルスFC)の2トップで反撃を狙った。
ボール支配率を高めてセットプレーのチャンスをつくり出すウェールズ。後半20分にはMFハリー・ウィルソン(フルハム)の右CKにムーアが頭で合わせたが、枠を捉えられなかった。
カウンターでヒヤリとする場面もありながら粘り強く試合を進めるウェールズは後半35分、素早いスローインからMFアーロン・ラムジー(ニース)が右サイドをえぐってマイナスのパス。ベイルがPA内で後方からDFウォーカー・ジマーマン(ナッシュビル)のタックルを受け、PKを獲得した。これをベイルが自らゴール右に決め、1-1の同点に追いついた。
その後は互いに勝ち越しゴールを目指してオープンな展開となったが、2点目は生まれず、1-1のままタイムアップ。ウェールズのW杯初勝利はお預けとなったが、苦しい展開から貴重な勝ち点1を獲得した。
(取材・文 西山紘平)
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