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ドイツ代表レジェンド、日本代表戦に「苦しむことになるだろう」…予想する優勝候補本命は?

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日本の初戦はドイツと

 元ドイツ代表のユルゲン・クリンスマン氏は、自国代表が日本代表に苦戦する可能性を予想した。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が伝えている。

 現役時代はFWとしてシュツットガルトやインテル、トッテナムやバイエルン・ミュンヘンなどで活躍し、西ドイツ代表の一員として1990年のイタリア・ワールドカップ(W杯)制覇に貢献したクリンスマン氏。監督としてはドイツ代表を2006年のドイツ大会の3位へ、2014年のブラジル大会ではアメリカ代表をベスト16へ導くなど、複数のW杯を経験している。

 そんなクリンスマン氏だが、カタール大会では元アーセナル指揮官アーセン・ヴェンゲル氏などとともにFIFAのアナリストとして参加。ハンジ・フリック監督率いる現在のドイツ代表チームについて、「準決勝進出は可能と信じている」と期待を寄せつつ、「もちろん少しばかり複雑になり得る。グループを2位で終えたら準々決勝でブラジルと対戦するというリスクがあるからね。そうなると、準決勝はなかなか難しい。ポジティブに臨まないとね」と述べた。

 また同氏は、ドイツが23日の初戦で対戦する日本について「実際に見ている」と言及。「優れたチームで、多くの選手たちはブンデスリーガでプレーしている。苦しむことになるだろう。だが、我々は彼らを乗り越えなければならないし、グループを突破しなければならない」と、なんとしても勝たなければいけない相手だと強調している。

 一方で、クリンスマン氏が今回の優勝候補の本命とするのは南米の強豪のようだ。「私が考える一番の優勝候補はブラジル、そしてアルゼンチン。南米予選の試合は見ている。ブラジルが圧倒していて、印象的だった。それに初めて監督を変えずに次の大会に臨む。そういうところがプラスになるだろうし、彼らはハングリーだ」と語ると、「アルゼンチンも同じだ。リオネル・メッシは自身最後のW杯になると分かっている」と続けた。

 なお『キッカー』では、クリンスマン氏は今回は準備期間が短いため、「サプライズが起こる可能性が高まる」とも言及。「勇気をもってプレーすれば、アフリカやアジアのチームは良いところまでいけるだろう」と番狂わせが多い大会となる可能性を示唆していた。

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