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W杯史に残る大金星! サウジアラビアがアルゼンチン撃破! 序盤のメッシ先制点から攻撃沈黙も…後半怒涛2発で逆転勝利

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サウジアラビアがアルゼンチンから大金星

[11.22 カタールW杯C組第1節 アルゼンチン1-2サウジアラビア ルサイル]

 カタールW杯は22日、グループリーグ第1節を行った。C組のアルゼンチン代表サウジアラビア代表の対戦は、サウジアラビアが2-1で勝利。前半早々にFWリオネル・メッシに先制点を決められるが、後半3分、7分で2連続ゴールを挙げて逆転に成功した。アルゼンチンはW杯で初めてアジア勢に敗れた。

 史上5人目となる5度目のW杯出場を果たしたFWリオネル・メッシ。カタール大会が最後と明言した35歳は、前半2分にはファーストシュートで気を吐く。同8分にはMFレアンドロ・パレデスが倒されてPKを獲得。キッカーはキャプテンメッシ。冷静に決め切り、W杯通算7ゴール目となる先制ゴールを挙げた。

 その後もアルゼンチンは攻撃の手を緩めない。数度ゴールネットを揺らすが、サウジアラビアによる強気のハイラインによってすべてオフサイドの判定となり、追加点は認められなかった。

 一方、反撃に出たいサウジアラビアだが、チームの心臓であるMFサルマン・アルファラジュが負傷。一度はピッチ外に出て治療を行うも、再びプレーを続けた。しかし前半終了間際にピッチに自ら倒れ込む。無念の途中交代となり、MFナワフ・アルアビドが投入された。

 サウジアラビアは前半シュート0本のまま、0-1で後半に折り返した。だが、後半開始から怒涛の反撃を始める。後半3分、縦パスを受けたMFサレー・アルシェフリがPA左方向にドリブルで突き進む。マークに付いたDFクリスティアン・ロメロをかわすように左足シュートを放ち、ゴール右隅に同点ゴールを決め切った。

 サウジアラビアの反撃は止まらない。後半7分、PA右からのシュートはブロックされてPA左に流れるが、こぼれ球をMFサレム・アルドサリが拾う。すかさずマークにつく3選手をかわしきり、4人目がプレスに迫るところで、アルドサリはPA左から右足を一閃。GKエミリアーノ・マルティネスの手に触れるもボールの勢いは落ちない。ゴール右隅に鋭い弾道が突き刺さった。

 優勝候補の劣勢に、88012人が集まったスタジアムもどよめく。アルゼンチンは後半14分に3枚替え。DFリサンドロ・マルティネス、FWフリアン・アルバレス、MFエンソ・フェルナンデスが入った。

 しかし、サウジアラビアは守備でも好プレーを見せる。後半18分、アルゼンチンのセットプレーの流れから左右に揺さぶられ、ゴール前でDFニコラス・タグリアフィコにシュートを打たれる。だがGKモハンメド・アルオワイスがスーパーセーブ。ゴールラインを割ることなく、ボールをはじき出した。

 劣勢に陥ったアルゼンチンは焦りの色を見せながら、猛攻を仕掛ける。しかし守備を固めるサウジアラビアの壁を破れない。試合はそのまま終了し、サウジアラビアが2-1で勝利。9大会ぶりの優勝を見据えていたアルゼンチンはまさかの黒星発進となった。

 26日の第2戦で、サウジアラビアはポーランド代表と、アルゼンチンはメキシコ代表と対戦する。


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