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スペインが敗れる、PK戦3人連続失敗…耐え抜いたモロッコ、PK戦制して初のベスト8進出!!

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モロッコ代表が初のベスト8進出

[12.6 カタールW杯・決勝T1回戦 モロッコ 0-0(PK3-0) スペイン ドーハ/エデュケーション]

 カタールW杯は3日、決勝トーナメント1回戦を行い、エデュケーション・シティ・スタジアムではF組1位のモロッコ代表とE組2位のスペイン代表が対戦し、延長戦までの120分間を0-0で終えると、PK戦を3-0で制したモロッコがベスト8進出を決めた。10日の準々決勝で、このあと行われるポルトガル対スイスの勝者と対戦する。

 序盤からスペインがボールを保持するものの、粘り強く対応してくるモロッコ守備に阻まれ、フィニッシュまで持ち込めない時間帯が続く。前半26分にはDFジョルディ・アルバの浮き球のパスから最終ライン裏に抜け出したFWマルコ・アセンシオが左足で狙うも、シュートはゴール左に外れた。

 集中した守備でスペインに決定機を創出させないモロッコは前半33分、DFヌセア・マズラウィがミドルシュートを枠内に飛ばしたものの、GKウナイ・シモンに阻まれてしまう。さらに同42分にはFKの流れからFWソフィアン・ブファルが送ったクロスをDFナイフ・アゲルドがヘディングで合わせるも、シュートは枠上に外れてしまった。

 0-0のまま後半を迎えても、スペインがボールを保持し、モロッコが受ける図式は変わらない。同9分にはスペインがFKの好機を得ると、アセンシオがヒールで流したボールをFWダニ・オルモが右足で狙う。しかし、GKヤシン・ブヌの守備範囲に飛んで弾き出されてしまった。

 後半18分にはスペインベンチが動き、MFカルロス・ソレールと今大会3試合連続得点中のFWアルバロ・モラタを投入。それでもモロッコゴールをこじ開けられないと、同31分にはFWニコラス・ウィリアムスをピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。その後、猛攻をかけるスペインだったが、モロッコが得点を許さずに0-0のまま前後半を終え、延長戦に突入することとなった。

 延長戦もスペインが攻め込むものの、延長前半13分に決定機を生み出したのはモロッコ。MFアゼディン・ウナヒのスルーパスからPA内に走り込んだFWワリード・シェディラが左足のシュートを放つも、GKウナイ・シモンに右足1本で阻まれてしまった。延長戦もモロッコがゴールを許さずに進み、終了間際に放ったFWパブロ・サラビアのシュートはポストをかすめて枠外へ。勝負の行方はPK戦に委ねられることとなった。

 PK戦では後攻のスペイン1人目サラビアが右ポストに当てて失敗。さらに2人目のソレールのシュートはブヌにストップされる。先攻モロッコは3人目のDFバドル・バヌンがウナイ・シモンに阻まれるも、スペイン3人目MFセルヒオ・ブスケツのシュートを再びブヌがストップ。決めれば勝利となる4人目のキッカーを務めたDFアクラフ・ハキミが冷静に決め、PK戦3-0で制したモロッコが初のベスト8進出を果たした。

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