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アメリカ代表レイナが“追放寸前”報道に反応。「感情が練習態度や姿勢に出てしまった」理由を明かす

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アメリカ代表MFジョバンニ・レイナ

 カタール・ワールドカップ(W杯)に臨んだアメリカ代表メンバーの1人が追放されるところだったことが判明。報道を受け、MFジョバンニ・レイナが、自身がその当事者だったことを認めている。

 アメリカ『ESPN』や『The Athletic』など複数メディアは先日、グレッグ・バーホルター監督による内部でのコメントを報道。「ピッチ内外で明らかに我々の期待に応えなかった選手が1人いたんだ。26人の1人だったので、彼は目立ったね。何時間も(スタッフと)ミーティングして、その選手をどう扱うべきか話し合った。帰りの航空券を手配してやろうと思うほど極端だった」と選手名こそ明かさないも不穏分子の存在に悩まされていたことを明かしていた。

 同監督は続けて、その選手がチームの前で謝罪したことで問題が解決したとも話していた。また、メディアは関係者から得た情報として、その選手がレイナであることを指摘。具体的な行動については明かされなかったものの、ドルトムントに所属する20歳の逸材は練習態度が悪く、チームメイトたちの不満を買ったと伝えられている。

 そしてそれら報道にレイナ本人が反応。自身のインスタグラムで「W杯での出来事に関してコメントすることは避けたかった。チーム内で起きることはプライベートであるべきと信じているからだ。しかし、プロ意識や性格に関して言われているため、短い声明を出さざるを得ないと感じた」と綴り、以下のように続けた。

「W杯直前にバーホルター監督から、大会での僕の役割は非常に限られたものになると言われた。ひどく落ち込んだね。僕はプライドとパッションをもってプレーする選手だ。サッカーは僕の人生で、僕は自分の能力を信じている。この才能溢れるグループのプレーに貢献するつもりでいたし、そうすることを強く望んでいた」

「僕はとても感情的な人間でもあり、限られた役割について知らされてから数日間、感情が練習態度や姿勢に出てしまったことを認めなければいけない。僕はチームメイトたちや監督に謝罪し、みんなに許してくれると言われた。それからは失望の気持ちを振り払って、ピッチ内外ですべてを尽くした」

 レイナはまた、この件が報じられ続いていることや脚色する報道への落胆を表し、代表スタッフからの情報漏れについて「とても驚かされた」と違和感を覚えた様子。一方で、「僕はこのチームを愛し、国を代表することを愛し、今は1人のプレーヤー、1人の人間として成長し、上達していくことだけを考える」とも強調していた。

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