13日に行われたカタールW杯準決勝でクロアチア代表と対戦したアルゼンチン代表は3-0の快勝を収め、18日の決勝へと駒を進めた。

　3ゴールを生み出したのは35歳のFWリオネル・メッシと22歳のFWフリアン・アルバレスのコンビだった。まずは前半32分、J・アルバレスがPA内でGKドミニク・リバコビッチのファウルを誘ってPKを獲得すると、キッカーを務めたメッシが豪快に蹴り込で先制点を奪った。

　そして、前半39分にはクロアチアのCKをはね返してカウンターを発動。自陣でメッシがプッシュしたボールのこぼれ球を拾ったJ・アルバレスが独走する。PA内まで運ぶと、強引にシュートまで持ち込んでリードを2点差に広げた。さらに後半24分には、右サイドを巧みに突破したメッシのラストパスをJ・アルバレスが右足で蹴り込み、アルゼンチンが3-0で快勝した。

『ESPN FC』や『ザ・サン』によると、アルゼンチンを2大会ぶりの決勝へと導いた2人は10年前に出会っていた模様。『ザ・サン』は「信じられないような写真が話題に」と題し、2人が収まった1枚の写真を紹介している。若き日のJ・アルバレスは、自身の“アイドル”と同じ写真に収まって笑顔を見せている。

　10年後――。笑顔を見せていた少年は“アイドル”と同じにピッチに立ち、母国の躍進に大きく貢献している。

Full circle moment for Julian Alvarez pic.twitter.com/hd7aj8gAKd

— ESPN FC (@ESPNFC) December 13, 2022

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