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山下良美氏、女子W杯準決勝の第4審担当が急遽取りやめに…決勝&3位決定戦の可能性も復活か

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山下良美主審

 16日にオーストラリアで行われている女子ワールドカップ準決勝のオーストラリア対イングランド戦で、当初第4の審判員を務める予定だった山下良美氏、リザーブ副審の坊薗真琴氏が急遽担当を取りやめるという異例の割り当て変更があった。この変更により、日本人審判員トリオが決勝戦や3位決定戦を担当する可能性が再び出てきた。

 国際サッカー連盟(FIFA)は14日、オーストラリア対イングランド戦の審判団を発表。主審はアメリカのトリ・ペンソ氏が務めることに決まり、第4の審判員に山下氏、リザーブ副審に坊薗氏の名前が記載されていた。

 ところが日本時間午後7時キックオフの一戦では、主審・副審は発表時と同じ顔ぶれがピッチに立った一方、第4の審判員をスウェーデンのテス・オロフソン氏、リザーブ副審をチェコのルシー・ラタヨバ氏が担当。山下、坊薗両氏の姿はなかった。

 日本サッカー協会(JFA)によると、FIFAから当該試合の担当審判団の割り当て変更が急遽、発表されたという。

 W杯の決勝トーナメント終盤で第4審を務めた主審は一般的に、それが大会最後の一戦になることが多い。ただ今回の割り当て変更により、開幕戦の大役も担った山下主審が今後再びピッチに立つ可能性が復活した形。史上初めてW杯の決勝戦で笛を吹くチャンスにも期待ができそうだ。

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