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スペインが史上初の女子W杯決勝進出!! 日本撃破のスウェーデンに終盤被弾も1分後に劇的ミドル決勝ゴール

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スペインが劇的勝利

[8.15 女子W杯準決勝 スペイン 2-1 スウェーデン]

 女子ワールドカップは15日、準決勝を行い、スペインがスウェーデンを2-1で下した。後半44分に左サイドバックのDFオルガ・カルモナが強烈なミドルシュートで決勝ゴールを決め、史上初の決勝進出。準々決勝で日本を破ったスウェーデンは2大会連続で3位決定戦に回る形となった。

 前半から拮抗した展開が続いた一戦は終盤に動いた。まずは後半35分、スペインは左サイドに開いたFWジェニファー・エルモソがゴール前にクロスボールを送ると、ゴール前で味方選手がつぶれ、セカンドボールにFWサルマ・パラジュエロが反応。右足ボレーで叩き込み、先制に成功した。

 それでもそこからスウェーデンが猛反撃を見せ、ロングフィードを主体にサイド攻撃を展開。スペインの布陣を下げていくと、後半43分に追いついた。左サイドからMFコソバレ・アスラニがふわりとしたクロスを入れ、MFリナ・フルティグがヘディングで折り返すと、FWレベッカ・ブロンクビストが右足で冷静に押し込んだ。

 ところが直後の後半44分、スペインが再び試合を動かした。終盤の失点にも気落ちせず、冷静にボールを握って相手を押し込み、CKを獲得すると、ショートコーナーからの展開を受けたカルモナが持ち上がって左足一閃。エリア外からの豪快なミドルシュートを叩き込んだ。

 その後はスウェーデンが再びハイボール中心にパワープレーを仕掛けたが、スペインの守備陣がGKカタ・コールを中心に堅守を見せてシャットアウト。史上初の決勝進出を果たした。

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