beacon

勝てば日本と同組に…“政情不安”ミャンマー、W杯アジア1次予選ホーム戦の国内開催が決定

このエントリーをはてなブックマークに追加

21年に日本で行われたカタールW杯アジア2次予選では会場付近でデモ発生

 日本代表が11月から行う2026年北中米ワールドカップ2次予選を前に、今月に1次予選が開催される。ホームアンドアウェー形式の2回戦を制した各国が2次予選に進出し、日本、シリア、北朝鮮のB組にはミャンマー代表対マカオ代表の勝者が入る。

 7月の2次予選組合せ決定時に話題となったのが、日本が政情不安のシリア、北朝鮮と同組になったため両国とのアウェー戦は代替地の中立開催となる可能性が浮上したことだ。また、ミャンマーは国内で国際試合を開催しているものの21年のクーデターで政情が安定しておらず、外務省が「不要不急の渡航は止めてください」とする渡航危険レベル2に指定されている。そのため同国が勝ち上がった場合、日本のアウェー戦がすべて中立地で行われることも考えられていた。

 そうしたなか、アジアサッカー連盟(AFC)は1次予選の会場を発表。ミャンマーがホーム扱いとなる第1戦はヤンゴンのトゥウンナ・スタジアムで行われることとなり、W杯予選についてもミャンマー国内での開催が可能となったようだ。

 なお、ミャンマーとマカオは今年6月の国際親善試合でも対戦していて、ミャンマーが2-0で勝利した。1次予選は今月12日に第1戦が行われ、同17日の第2戦で2次予選進出チームが決定する。

以下、26年W杯アジア2次予選の組合せ

▽B組
日本
シリア
北朝鮮
ミャンマーorマカオ

▼A組
カタール
インド
クウェート
アフガニスタンorモンゴル

▼C組
韓国
中国
タイ
シンガポールorグアム

▼D組
オマーン
キルギス
マレーシア
台湾or東ティモール

▼E組
イラン
ウズベキスタン
トルクメニスタン
香港orブータン

▼F組
イラク
ベトナム
フィリピン
インドネシアorブルネイ

▼G組
サウジアラビア
ヨルダン
タジキスタン
カンボジアorパキスタン

▼H組
UAE
バーレーン
イエメンorスリランカ
ネパールorラオス

▼I組
オーストラリア
パレスチナ
レバノン
モルディブorバングラデシュ

●北中米W杯アジア2次予選特集ページ
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP