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FIFA、“強引キス”のスペイン連盟前会長・ルビアレス氏に3年間のサッカー関連活動禁止処分

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ルビアレス会長への処分が決定

 スペインサッカー連盟(RFEF)前会長のルイス・ルビアレス氏に3年間のサッカー関連活動禁止処分が下ったようだ。30日に『マルカ』や『BBC』などが国際サッカー連盟(FIFA)からの情報として伝えている。

 ルビアレス前会長は今夏の女子ワールドカップ決勝後、表彰式で優勝したスペイン女子代表MFジェニファー・エルモソの顔を両手で掴みながら唇にキスをしたことで騒動に。ルビアレス氏は合意の上での喜びによるものと弁明したが、エルモソは同氏の主張を否定していた。その後、世界中でセクハラとの指摘が相次いだこともあり、ルビアレス氏はRFEF会長の座を辞任。また、FIFAは8月、暫定的に3か月間の資格停止処分を下したことを発表していた。

 暫定処分の解除が迫るなか、FIFAは3年間のサッカー関連活動を禁止することで決定した模様。『BBC』によると、FIFA規律規定の「攻撃的行為とフェアプレー原則の違反」に関する条文に該当したと判断されたという。同条文にはサッカーやFIFAの評判を落とすような行為をする、品行方正の基本ルールに違反するなどした場合に懲戒処分の対象となる可能性があることが示されている。

 なお、ルビアレス氏は10日以内であれば異議を申し立てることができる。FIFAは「すべての人々の誠実さを尊重し、保護し、品行方正の基本ルールを確実に守るよう全力を尽くすことを改めて表明する」と声明を出している。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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