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4年ぶり国際舞台の北朝鮮代表メンバーが判明…今秋アジア大会組が過半数、欧州経験選手も

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北朝鮮代表メンバーが判明

 北朝鮮代表は16日に北中米ワールドカップアジア2次予選でシリア代表と対戦し、0-1で敗れた。男子のA代表が国際試合に登場するのは、2019年11月19日以来およそ4年ぶりとなった。

 この試合では、北朝鮮がどのようなメンバー編成で試合に臨むのかが注目された。試合前日までに公式のメンバーリストを確認することはできず、アジアサッカー連盟(AFC)による先発メンバーの発表も通常は試合開始約1時間前のところ、選手入場の直前での発表となった。

 明らかになった北朝鮮のメンバーは、4年前に行った最後の国際Aマッチ・レバノン戦(△0-0)から7人が残っていた。また、今年9月下旬から10月上旬にかけて行われたアジア大会(24歳以下の選手とオーバーエイジ3人)のメンバーからは半数以上の12人を招集。監督もアジア大会で指揮を執ったシン・ヨンナム氏が務めた。

 さらにヨーロッパでのプレー経験者も名を連ねている。カリアリでセリエA出場経験を持ち、ユベントスにも所属したFWハン・グァンソン、スイスでプレーしたFWパク・クァンリョンとFWチョン・イルガンの3人が選出された。

 シリア戦はアジア大会の日本戦にも出場したGKカン・ジュヒョクがPKを献上し、0-1で敗戦。しかし19歳のMFリ・イルソンを招集したほかアジア大会組が半数を占めるなど若手選手も多く、国際試合の経験を積むことで力をつける可能性は十分にありそうだ。日本とは来年3月にホームとアウェーで1試合ずつ行うが、会場は未定となっている。

以下、北朝鮮代表メンバー

▼GK
カン・ジュヒョク
シン・タエソン
ユ・カンジュン

▼DF
キム・キョンソク
チャン・クチョル
キム・ポムヒョク
チョ・オクチョル
キム・ユソン
チェ・ジンナム

▼MF
クォン・ヒョクジュン
チョ・ジュソン
リ・イルソン
リ・ウンチョル
カン・クチョル
キム・ククボン
ペク・チョンソン

▼FW
ハン・グァンソン
チョン・クムソン
チェ・ソンヒョク
キム・ククジン
パク・クァンリョン
チョン・イルガン
リ・ヒョンジン

▼監督
シン・ヨンナム
●北中米W杯アジア2次予選特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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