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[関東Rookie League]山梨学院が目標のBリーグ全勝優勝。参入2年でAリーグ昇格

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山梨学院高が「2022 関東Rookie League」Bリーグで全勝優勝

 山梨学院高(山梨)が「2022 関東Rookie League」Bリーグを9戦全勝で制し、初のAリーグ昇格を決めた。強みのキープ力や縦パスを発揮してBリーグMVPに輝いたMF根岸真は、「最初から全勝優勝を目指してきて、途中苦しい展開のところもあったんですけれども、全員で勝ち切れたので良かったです」と喜んだ。

 山梨学院は21年に「関東Rookie League」参入。1年目でCリーグを制し、2年目もBリーグ優勝とスピード昇格を果たしている。優勝を懸けた最終節(3日)では、2位・日体大柏高(千葉)に5-0で快勝。9試合の総得点45は2位に21点差をつけてリーグ最多、失点8もリーグ最少だった。

 4アシストでアシスト王のMF関口翔吾は、「ひたすらビルドアップの練習をしてきたので、自陣で突破できて数的優位とかできたので良かったと思います」と積み上げてきた成果を口にする。

 4日に開催されたAリーグ優勝校・西武台高(埼玉)との交流戦も4-2で勝利。Bリーグ得点王(12得点)でこの試合も得点したFW関塚力登は、「目標にしていて絶対に勝ちたいと思っていたので、勝てて良かったです」。また自信を深めて「関東Rookie League」を終えた。

 彼らの目標は選手権やインターハイで活躍し、優勝すること。最少失点チームのGK・DFから選出される優秀DFに選ばれたGK小原稜也は、「インターハイ、選手権も全国優勝というところを目指しているので、そこに貢献できるようにしていきたい」と力を込めた。「関東Rookie League」で強さを見せつけた山梨学院がより自分たちを成長させ、勝ち続ける。

(取材・文 吉田太郎)
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