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[MOM4149]習志野FW嶋田凌馬(2年)_“トラオレ彷彿”のスプリントで相手を圧倒! 強豪撃破をもたらす2ゴール

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2ゴールを決めたFW嶋田凌馬(2年)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.27 横山杯決勝リーグ第2節 前橋育英 2-3 習志野 ジャーニィー若松グラウンドB面]

 相手の激しい当たりを物ともせず、快足を飛ばしてぶっちぎる。“筋肉王”ことスペイン代表FWアダマ・トラオレ(ウォルバーハンプトン)を目標に掲げるストライカーが、前橋育英高(群馬)撃破を呼び込む2ゴールを挙げた。

 試合開始と同時に前から圧力をかけ、前橋育英を押し込んだ習志野高(千葉)。その中でも際立っていた1人がFW嶋田凌馬(2年)だ。チームで徹底している守備のハードワークを遂行しつつ、攻撃に移ればダイナミックにドリブル突破。「体的にはトラオレ選手とかを目標にしています」という鍛え上げられたフィジカルと圧巻のスプリントでDFを苦しめ続けた。

 前半3分にMF押元槇之介(2年)のFKに合わせて先制弾を奪うと、2-0で迎えた同15分には「スピードに自信があるので、いつも狙っていました」と持ち味の走力を発揮。一気にゴール前へ進出し、チーム3点目を記録した。

 普段はあまりシュートを決められるタイプではないと謙遜するが、強豪校を相手に見事な2ゴール。「2点取れたので、次の試合も自信を持っていきたいです」。チームとして目指す横山杯優勝に向け、手応えを得る一戦となった。

(取材・文 阿部哲也)

●横山杯第23回全国ユース招待サッカー大会特設ページ

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