[横山杯]インハイで全6試合先発し、準優勝。俊足CB梅木怜は新生・帝京を守備で支える
[12.27 横山杯決勝リーグ第2節 帝京高 0-0 横浜創英高 ジャーニィー若松グラウンドC面]
「後ろからしっかり声を掛けてチームを鼓舞していきたいです」。帝京高(東京)CB梅木怜(2年=NPO法人ミラグロッソカイナンSC)は、貴重な経験をしてきた選手として自覚を持って最終学年に臨む。
元々FWの控えだった梅木だが、今年3月に怪我人が出たことからCBでプレー。ここでチームの信頼を掴んだ梅木は、下級生ながら注目世代の先発メンバーに食い込んだ。インターハイでは全6試合で先発出場。抜群のスピードを活かしたカバーリングやシュートブロックでチームの19年ぶりとなる決勝進出、準優勝に貢献した。
「インターハイに出て、スピードは結構自信になったというか、通用したかなと思う」と梅木。相手のプレッシャーが弱ければスピードに乗ったドリブルで中央を駆け上がるなど、攻撃面の魅力も大きなCBだが、新チームではまず守備でチームを支える考えだ。
「良い守備ができれば良い攻撃ができる。守備からしっかりとやっていかないと。後ろがゼロで抑えてやると、試合もスムーズに進むし、負けることはないので。今、河原(壮汰)と組んでいるのでしっかりとゼロで抑えて、前に決めてもらったりしたいですね」
新チームではSBとして起用される可能性もありそう。個人として、トップレベルのDFになるための課題に挙げたのは、フィジカル面だ。選手権予選準決勝で國學院久我山高の注目FW塩貝健人(3年)の圧倒的な推進力を止めることができなかった。それだけに、個人の成長も貪欲に求めながらの一年。新リーダーの左SB竹内大地(2年)らとともに後ろからの声でチームを鼓舞し、全国決勝まで勝ち続けるチームを目指す。
(取材・文 吉田太郎)
●横山杯第23回全国ユース招待サッカー大会特設ページ
「後ろからしっかり声を掛けてチームを鼓舞していきたいです」。帝京高(東京)CB梅木怜(2年=NPO法人ミラグロッソカイナンSC)は、貴重な経験をしてきた選手として自覚を持って最終学年に臨む。
元々FWの控えだった梅木だが、今年3月に怪我人が出たことからCBでプレー。ここでチームの信頼を掴んだ梅木は、下級生ながら注目世代の先発メンバーに食い込んだ。インターハイでは全6試合で先発出場。抜群のスピードを活かしたカバーリングやシュートブロックでチームの19年ぶりとなる決勝進出、準優勝に貢献した。
「インターハイに出て、スピードは結構自信になったというか、通用したかなと思う」と梅木。相手のプレッシャーが弱ければスピードに乗ったドリブルで中央を駆け上がるなど、攻撃面の魅力も大きなCBだが、新チームではまず守備でチームを支える考えだ。
「良い守備ができれば良い攻撃ができる。守備からしっかりとやっていかないと。後ろがゼロで抑えてやると、試合もスムーズに進むし、負けることはないので。今、河原(壮汰)と組んでいるのでしっかりとゼロで抑えて、前に決めてもらったりしたいですね」
新チームではSBとして起用される可能性もありそう。個人として、トップレベルのDFになるための課題に挙げたのは、フィジカル面だ。選手権予選準決勝で國學院久我山高の注目FW塩貝健人(3年)の圧倒的な推進力を止めることができなかった。それだけに、個人の成長も貪欲に求めながらの一年。新リーダーの左SB竹内大地(2年)らとともに後ろからの声でチームを鼓舞し、全国決勝まで勝ち続けるチームを目指す。
(取材・文 吉田太郎)
●横山杯第23回全国ユース招待サッカー大会特設ページ