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[MOM4257]流通経済大柏DF増田大空(1年)_会心の先制弾!課題改善するために選んだ流経で守備も成長

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 流通経済大柏高左SB増田大空(1年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身)は先制点に加え、守備でも活躍

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.22 関東ROOKIE LEAGUE Aリーグ第1節 流通経済大柏高 3-1 桐光学園高 時之栖うさぎ島G]

「入り結構チームとしても、個人も雰囲気が悪くて、相手の雰囲気に飲み込まれそうだったんですけれども、自分が良いドリブルからゴールを見せれてからチームとしても、個人としてもテンションが上がって良いプレーができたと思います」

 流通経済大柏高(千葉)は左SB増田大空(1年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身)がゴールで流れを変えた。前半34分、自らの左スローインから落としを受けると、ドリブルを開始。「ビルドアップも特長ですし、ドリブルで、自分で切れ込んでいったりして、チームとして自分から攻撃を始める」ことが特長という左SBは2人、3人とかわしてPAへ切れ込み、左足を振り抜く。憧れの存在だという元ブラジル代表左SBマルセロのような一撃でスコアを動かした。

 その左SBは課題として取り組んできた守備でも強さを見せる。高校進学を迷った際に、「自分守備結構課題だったので、自分守備できれば一気に成長できるかなと思って」流経大柏へ進むことを決断したという。入学後のわずかな期間で課題を少しずつ改善。相手選手の前に体を潜り込ませてボールを奪うなど攻守で勝利に貢献した。

「流経ってハイプレスだったり、守備のところがメインなので、自分としても守備の意識がだんだん高くなっていって、1対1の対応とか対人の強さとか見せれたと思います」

 弱点を克服するため。より高いステージへ行くために進学した流経大柏で活躍。「1年からプレミアとか選手権とかに出て結果を残していって、(早い段階で)プロのチームとかから声がかかるように」と意気込む左SBが、攻守両面で進化を続ける。 

(取材・文 吉田太郎)


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