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[関東ROOKIE LEAGUE]選手権8強・日体大柏FW本多眞大は2発も反省。「矢印を自分に向けてビッグな選手に」

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前半23分、日体大柏高FW本多眞大(1年=Honda FC U-15出身)が右足でこの日2点目のゴール

[4.23 関東ROOKIE LEAGUE Bリーグ第2節 日体大柏高 2-2 武南高 時之栖うさぎ島G]

 23日、「2023関東ROOKIE LEAGUE」Bリーグ第2節が行われ、日体大柏高(千葉)は武南高(埼玉)と2-2で引き分けた。

 日体大柏はFW本多眞大(1年=Honda FC U-15出身)が2得点の活躍。前半13分に先制点を決めると、23分には左サイドで縦に仕掛けたMF山川光哉、左SB長妻育叶と繋がってきたボールを正確な右足シュートでゴールネットへ沈めた。

 日体大柏はGK関優翔ら守備陣の安定した守りに支えられ、MF東條友、MF仲田晃大の展開力を活用しながらサイド攻撃。1点を返された直後にも東のスルーパスに本多が反応し、右足シュートへ持ち込んだ。だが、決め切ることができず。本多は2得点したことよりも、このシーンで決められなかったことを悔しがった。

「2ゴール取ったんですけれども、前半最後の3点目決める、ああいうところを決め切れない甘さがあったから今日勝てなかったのかなと自分でちょっと反省しています」

 本多は「前を向いたらゴールに向かうことができる、チャンスメークできると自分で思っています」。一方でまだ細かなパス、スローインの質の低さがあることを自己分析。この日1本の大切さを改めて感じたFWは課題を一つ一つ改善していく。

 成長するために親元を離れ、学校の隣にある寮や校内の人工芝グラウンドなど環境の良さに魅力を感じていた日体大柏へ進学を決めた。日体大柏は1月の全国高校選手権に初出場し、8強。本多は「全国の強豪みたいな見方もこれからされると思うので、恥のないようにというか、もっと歴史を塗り替えられるように自分たちの代でもしていきたい」と力を込める。

 そして、「プロに近づけるように矢印を自分に向けてビッグな選手になれるように頑張っていきたいです」。自分が成長するためにできることをやり尽くして、目標とする姿になる。

(取材・文 吉田太郎)

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