関東・静岡の強豪校の1年生たちがリーグ戦で力を磨いた「2023関東ROOKIE LEAGUE」は、全日程終了後に各賞受賞者を発表した。Aリーグのアシスト王は6アシストの静岡学園高(静岡)MF北田優心(1年=ガンバ大阪ジュニアユース出身)が獲得した。北田は、主に静岡学園のトップ下として技巧を発揮。最も得意とするドリブル、パスでチャンスを演出し、最終節の2アシストでアシスト王を獲得した。その北田が「2023関東Rookie League」の感想や今後への意気込みを語った。

―アシスト王の感想を教えて下さい。
「日藤(日大藤沢)の選手が一人、同率だったので、(最終節に)2アシストしたら取れるかなと思っていたので、予想通りでした」

―6アシストでタイトル。
「トップ下での先発が多かったので、得点やアシストが求められる中でどっちかは取りたいと思っていたので、アシスト王を取れて良かったです」

―リーグ戦を通して、自分のプレーが出せたところを教えてください。
「パスとドリブルで脅威になれたかなと思います」

―特に記憶に残った試合と、その理由を教えてください。
「昨日の試合(対西武台、5-0)ですかね。最後やし、みんなで勝ちに行こうと前日からしっかりとセットプレーもやっていました」

―リーグ戦で感じた個人の課題は?
「自分で打開してシュートまで行くところと守備のところの運動量です」

―同様にチームの課題となったことは?
「決め切るというところです」

―自分のプレーで見て欲しいところ、他の選手に負けたくないところは?
「やっぱりドリブルもできて、パスもできて、シュートも打てて何でもできるような選手になりたいです。(こだわってきたのは、)ずっと小学校の頃からです。小学校の時、Exe90fcというところなんですけれども、そこのチームで何でもできるようになろうと。(特に自信があるのは)ドリブルです」

―高校3年間と将来の目標は?
「来年、再来年で怖い選手になって、高卒でプロに行きたいです」

―チームとしての目標は?
「選手権で日本一になれたら良いなと思っています」
　
―憧れの選手と、憧れている理由も教えてください。
「憧れている選手は、やっぱりメッシとかディ・マリア、ベルナルド・シウバの3人です。遊び心があって、見ていて楽しい選手なので」

(取材・文　吉田太郎)