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[Y☆voice186]尚志FW堀江一博「『THE CHANCE』で今、自分ができることを120パーセント出す」

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 高校サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第186回は尚志(福島)FW堀江一博選手(2年)です。

 10年にナショナルトレーニングキャンプにも招集されている注目の2年生FW。全国総体、そしてあす30日幕を開ける、ナイキの世界規模のスカウトプロジェクト「THE CHANCE」へ向けた意気込みも語った。(取材日:6月29日)

―世界規模のスカウトプロジェクト、「THE CHANCE」について。何故受けようと思った?
「自分を試してみたいと思った。今、高校サッカーをやっていて、色んな選手とか見たり、一緒に試合したりして自分も刺激を受けている。自分は最終的にはプロになりたい。プロになるためのステップになるかなと思って、受けてみようと思いました」

―この「THE CHANCE」で自分の何を試したい?
「自分のプレーがどこまで通じるか、試してみたいですね」

―自分自身の武器というと?
「ゴールに向かう姿勢。FWなんでどん欲にゴールは狙っています」

―2年前は、先輩の平野選手(現流通経済大)が国内選考会を突破している
「自分はもう尚志に入学することを決めていて、正直、その時は凄いなと思った。尚志の先輩は世界でも戦えるんだと思ったりした。(平野に憧れて)自分も頑張れば、そこまでいけるかもしれない、とワクワクして入学してきた面もあります」

―今回は「THE CHANCE」の舞台に自分が立つ
「出し惜しみとかはしたくないので、今、自分ができることを120パーセント出してきたいです」

―国内選考会の後は全国高校総体が行われる。予選での自分自身のパフォーマンスは?
「県予選は自分も調子が良くて、2点取ることができた。自分の中では、いい形で県予選は終えられたんですけど、決勝で点が取れなかった。FWは点取ってナンボなんで、点取って去年のベスト8以上の結果を残したいです」

―チームが成長した部分は?
「今はチームとして自信があります。精神面ではみんな一人ひとりチームのためにレベルアップしようということを考えているんですけど、今、チームで『個の目覚めが組織を強くする』、ということを掲げていて個人個人みんなで練習したり、自主練したりやっている。それで試合に入った時に細かいミスとか大分減ってチームとしていい状態でやれている」

―全国では何点くらい取ってやろうと
「4点取りたいです」

―全国ではどのチームがライバルになってくる
「全部のチームがライバルになると思う」

―将来の夢は
「世界に行けるチャンスがあれば、第一にそこを目指して頑張りたいと思います」

―全国総体の目標を
「チームとして全国制覇という目標を掲げている。1か月後に向けて、しっかり勝てるチームをつくっていきたいと思います」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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