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互いに好機を生かせず、F東京と鳥栖はスコアレスドロー

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[3.20 ナビスコ杯第1節 F東京0-0鳥栖 駒沢]

 ナビスコ杯は20日に開幕し、B組のFC東京サガン鳥栖が対戦した。強風の中で行われた試合は、両チームとも譲らずに0-0のまま終了。勝ち点1を分け合っている。

 開始直後、鳥栖が最初のチャンスを得る。FW清武功暉のロングスローからFWロニがシュートを放つが、ボールは右に外れて行った。同14分にはF東京も反撃を見せる
MF東慶悟のCKをスタメン起用されたFW李忠成がヘッドで合わせたが、惜しくも左に外れて行った。さらに右サイドに流れた東が、ゴール前にクロスを入れると、これを受けたMF田邉草民のシュートは、GK赤星拓に防がれている。

 同24分には、鳥栖も清武が距離のある位置から直接FKでF東京ゴールを狙ったが、GK塩田仁史に防がれた。両チームともにゴール前で決定機をつくる回数が少ないまま、前半を0-0で終えている。

 後半に入っても、なかなか両チームとも主導権を握れない。その中でF東京は後半19分にスタメン起用されたMF三田啓貴が最終ラインの裏を取り、ロングボールを受けると、胸トラップから豪快な左足シュートを放った。しかし、これはクロスバーを叩き、先制点は挙げられない。後半26分にF東京は田邉をベンチに下げ、負傷のため長期離脱を強いられていたMF大竹洋平をピッチに送り出した。

 後半27分には鳥栖も、FW清武がDFをかわしてPA外からシュートを放ったが、ボールはクロスバーを越えて行った。同31分にはキレのある動きを見せた三田を下げ、FW平山相太が今季公式戦初出場を果たす。鳥栖もMFジョナサンを下げて、MF末吉隼也を起用した。同36分にはMF水沼宏太が直接FKからゴールを狙ったが、左に逸れて得点にはならなかった。

 残り3分を切ってから、F東京は李に代えて、FW渡邉千真を起用する。鳥栖も終盤に清武のロングスローからチャンスをつくる。F東京も、後半ロスタイムに大竹がPA外からミドルシュートでゴールを狙ったが、両チームとも得点を挙げられないまま0-0で試合は終了した。

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