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栃木FW廣瀬が決勝点、対札幌戦初勝利で今季初白星

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[3.10 J2第2節 札幌0-1栃木 札幌ド]

 栃木SCはアウェーでコンサドーレ札幌に1-0で競り勝ち、今季初勝利を飾った。対札幌戦は8戦目で初勝利。一方の札幌はホーム開幕戦で勝ち点を挙げられず、千葉との開幕戦(1-0)に続く連勝はならなかった。

 札幌は前半14分、こぼれ球を拾ったルーキーのMF神田夢実が左足ミドル。同26分にはDFチョ・ソンジンの右クロスに走り込んだMF内村圭宏が右足で合わせたが、GKが抑えた。立ち上がりからチャンスをつくりながら1点が遠い。前半39分にはMF古田寛幸のミドルシュートがクロスバーを直撃。跳ね返りにMF河合竜二が詰めたが、シュートはGK榎本達也の好セーブに阻まれた。

 0-0で折り返した後半立ち上がりも札幌ペースで進んだ。しかし、後半13分、神田の左クロスに合わせた内村のヘディングシュートもポストをかすめ、決め切れない。すると栃木は同20分、MF高木和正からの1本のスルーパスに途中出場のFW廣瀬浩二が反応。チョ・ソンジンと競り合いながら左足で流し込み、先制点を奪った。

 廣瀬の先制点が栃木にとっての今季初ゴール。その後の札幌の反撃もGK榎本を中心にした守備陣が耐え抜き、1-0で逃げ切った。決勝点の廣瀬は「カズ(高木)がいいボールを出してくれて、ファーストタッチのあとにうまく体を入れることができた」と振り返り、目標のシーズン15ゴールに向け「開幕戦でもチャンスはあったのに、決め切れなかった。1試合に一回はチャンスがあるし、そこで決めていけば15点取れると思う」と意気込んでいた。

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