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栃木MF三都主が2430日ぶりゴール!!ロスタイムの劇弾で今季初の連勝に導く

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[4.7 J2第7節 富山1-2栃木 富山]

 栃木SCはアウェーでカターレ富山に2-1の逆転勝利を飾った。後半ロスタイムに劇的な決勝点を決めたのは、今季から加入したMF三都主アレサンドロ。浦和に在籍していた06年8月12日のF東京戦(4-0)以来、7シーズンぶりとなるJリーグでのゴールで、チームを今季初の連勝を飾った。

 強い雨が降りしきる中、始まった試合は、ホームの富山が立ち上がりの主導権を握った。前半20分、左サイドのDF舩津徹也がゴール前にロングボールを放り込むと、ファーサイドに走り込んだFW大西容平が右足で合わせ、先制点。その後は栃木の反撃に遭うが、前半39分、FW近藤祐介とのワンツーから抜け出したFW廣瀬浩二のシュートにはGK守田達弥が好セーブを見せ、ゴールを割らせなかった。

 1点リードで折り返した後半4分、富山は自陣からのロングボールに抜け出したMF朝日大輔が右サイドからクロス。フリーでゴール前に走り込んだFW西川優大が右足で合わせたが、クロスバーを直撃した。追加点の絶好機を逃すと、さらに雨が強くなる中、ついに同点に追いつかれた。

 栃木は後半16分、MF菊岡拓朗の左CKからDFチャ・ヨンファンがDFに囲まれながらも競り勝ち、ヘディングシュート。1-1と試合を振り出しに戻した。その後は拮抗した展開が続いたが、後半45分、近藤に代えて三都主を投入すると、この采配がずばり的中。後半ロスタイム、クリスティアーノの右クロスに走り込んだ三都主が左足で押し込み、2-1と勝ち越した。

「これからも連勝して、どんどん上を目指していきたい」。劇的な決勝点でチームを今季初の連勝に導いた三都主はこれが移籍後初ゴール。Jリーグでのゴールは浦和時代の06年8月12日のF東京戦(4-0)以来、実に2430日ぶりとなった(カップ戦も含めれば名古屋時代の10年11月17日の天皇杯4回戦・新潟戦以来)。

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