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東京Vは5戦ぶり失点で逃げ切り失敗、富山が終了間際に追いつく

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[4.28 J2第11節 富山1-1東京V 富山]

 東京ヴェルディは敵地でカターレ富山と1-1で引き分けた。4試合連続無失点中の守備陣が1-0の後半44分に失点。5試合ぶりの失点で連勝は2で止まったが、9試合連続負けなし(3勝6分)となった。

 東京Vは前半13分、MF森勇介の右クロスにFW常盤聡が左足で合わせるが、ゴール左へ。富山も同16分、中盤でボールを奪ったMF國吉貴博からパスを受けたMFソ・ヨンドクがロングシュートを狙ったが、GKにキャッチされた。

 互いになかなか決定機をつくれず、スコアレスで折り返した後半もなかなか試合が動かない。富山は後半23分、FW西川優大が左足ミドルを狙ったが、GKにキャッチされた。拮抗した試合展開は、終盤に入って大きく動いた。

 東京Vは後半31分、DF金鐘必からのロングフィードをMF西紀寛が頭で落とし、常盤がゴール前に抜け出す。落ち着いてGKとの1対1から左足で流し込み、2戦連発となる先制点を奪った。

 このまま逃げ切り体勢に入った東京Vに対し、富山は反撃を強める。後半42分、FW木本敬介の左クロスのこぼれ球を狙った國吉のシュートは枠を捉え切れなかったが、同44分にFW苔口卓也が左サイドを突破。ゴール前に折り返したボールを西川が受けると、振り向きざまに右足を振り抜き、劇的な同点ゴールを叩き込んだ。

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