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最年長ゴール更新のカズ「今日のゴールは日本代表へのメッセージです」

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 27日に行われたJ2第16節鳥取戦(とりスタ)で、横浜FCのFW三浦知良は自身のJ最年長得点記録を更新する45歳3か月1日でのゴールを決めた。カズはクラブ公式サイトを通じてコメントを掲載。「本当に、いいパスが来て最初のトラップで、相手との駆け引きが上手くできたので、それがすべてだったと思います。後はゴールに落ち着いてパスするような形で、フィニッシュできてよかったです」と自身のゴールを振り返っている。

 この日もカズは3試合連続となるベンチスタートだった。出番が回ってきたのは横浜FC2点リードで迎えた後半31分。FW田原豊に代わってピッチに立ったカズは、その4分後の後半35分にMF佐藤謙介からの縦パスに反応すると、PA内で粘りながら右足を振り抜きシュート。ボールはGK小針清允の股の間をすり抜けゴールに吸い込まれていった。カズがダメ押し点を奪った横浜FCは5-2で快勝。今季初の4連勝を飾った。

 10年シーズンの最終節以来、2季ぶりのゴールにもカズは「ゴールはとても大事なことですが、サッカーは細かい作業の積み重ねが大切で、これからもクオリティにこだわって行きたいと思います」とまだまだ妥協を許していない。「共に戦うチームメイト、いつも応援してくれるサポーター、横浜FCに関わるすべての皆さんに感謝しています」と感謝を胸にこれからも活躍を続けることを誓っている。

 最後に『追伸』として「今日のゴールはワールドカップ最終予選を戦う、日本代表へのメッセージです(笑)」と冗談めかしに日本代表にエールを送ったキングカズ。まだまだ日本サッカー界の生けるレジェンドとして、刺激を与え続ける。

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