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“一日早く”合流の柴崎、コンディションは「今が最高である必要はない」

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日本代表MF柴崎岳

 当初の予定よりも一日早い合流となった。事前に日本サッカー協会から伝えられていたMF柴崎岳(ヘタフェ)の日本代表合流は25日だったが、「元々、僕がそういう予定だった」と24日にチームに加わり、トレーニングで汗を流した。

 今季ヘタフェに加入した柴崎は、初のリーガ・エスパニョーラ1部を経験。開幕スタメンを勝ち取ると、4試合連続での先発出場を果たし、第4節ではバルセロナを相手に鮮やかなボレーシュートでリーガ初得点を記録。順風満帆な船出かと思われたが、同試合で負傷すると、長期の離脱を余儀なくされた。第15節エイバル戦で復帰したものの、その後は思ったような出場機会を得られず。18年に入るとベンチを温める機会も増え、1年目のシーズンを22試合1得点の記録で終えた。

 しかし、初のリーガ1部挑戦で自身の成長を感じる部分はあった。「世界主要リーグのスピードだったりに慣れた部分はあるので、そこは一つの成長だと思う。なかなか日本ではできない体験を1年間できたことは、そこはW杯を戦う上でアドバンテージになると、僕自身は思っている」。

 本人は「そこまで良くはなかったと思っている」と振り返ったが、リーガ最終節マラガ戦では先発出場を果たすと、攻撃にリズムを生み出すだけでなく好機も演出し、1-0の完封勝利に貢献。良い流れで代表に合流したものの、「コンディションは、まだまだ合宿中に上げられるし、今が最高である必要はないと個人的には思っている」と答える。

「ガーナ戦に向けて調整するというのと、その先もしチャンスがあるのであれば、本大会に向けてしっかり準備をしたいと思う」。まずは30日ガーナ戦、そして、その先に見据えるロシアW杯本大会に向けてさらにコンディションを上げていく。

(取材・文 折戸岳彦)

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