国際サッカー連盟(FIFA)が、メキシコサッカー連盟とセルビアサッカー協会にそれぞれ1万スイスフラン(約110万円)の罰金を科すことを発表した。英『BBC』が報じている。

　メキシコは、17日にドイツ代表と対戦したグループリーグ初戦で、サポーターがドイツのGKマヌエル・ノイアーに対して、差別的・侮辱的な言葉を繰り返した。また、セルビアは17日のコスタリカ戦でサポーターが政治的な意図のある横断幕を掲げていた。

　メキシコは前回王者ドイツを1-0で撃破。喜びに沸くファンによってメキシコ市に「人工地震」が起きたと報じられていた。2大会ぶり出場のセルビアもコスタリカを1-0で下し、白星スタートを切ったが、そのムードに水を差す結果となってしまった。

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