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スペインを窮地から救ったアスパス「苦戦してるのはうちだけじゃない」

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劇的な同点ゴールを挙げたFWイアゴ・アスパス

[6.25 ロシアW杯B組 スペイン2-2モロッコ カリーニングラード]

 スペイン代表は25日、ロシアW杯グループリーグ第3節のモロッコ代表戦で2-2の引き分けに持ち込み、B組首位通過を果たした。チームを窮地から救ったのはFWイアゴ・アスパス。後半29分に途中出場すると、1-2の同アディショナルタイム1分に同点ゴールを挙げ、スペインを2大会ぶりのグループリーグ突破へと導いた。7月1日の決勝トーナメント1回戦では開催国のロシアと対決する。

 引き分け以上でグループリーグ突破が決まるスペインだったが、モロッコに2度のリードを許す苦しい展開となった。それでも終了間際に右CKのショートコーナーからDFダニエル・カルバハルがクロスを送り、ニアで反応したアスパスが右足のヒールで押し込む。一度はオフサイドの判定となったものの、ビデオ・ アシスタントレフェリー(VAR)によって覆り、同点ゴールが認められた。

「ポルトガルがリードしていると聞き、苦しい状況だった。途中出場した時は1-1で、グループ首位になるためには得点が必要だったんだ」

 試合後のインタビューで出場時の状況を振り返ったアスパス。「幸福感でいっぱいだよ。家族も初めてW杯に来ているし、今日は素晴らしい日だ」と自身のゴールを喜んだ。

 ポルトガルとの“2強2弱”と見られたB組で思わぬ苦戦を強いられたが、「苦戦しているのはうちだけじゃない。アルゼンチン、ドイツ、ブラジル…、優勝候補みんなが苦しんでいる」と指摘し、「うちは引き分けに持ち込んでグループ首位になれた」と結果を前向きにとらえる。

 代表戦の直近8試合で5 ゴール3アシストと絶好調のストライカーは、決勝トーナメント1回戦のロシア戦に向けて「ホスト国だしタフな相手だ。ウルグアイには負けたけど2連勝したしね」と気を引き締めた。

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