beacon

武藤嘉紀が途中出場でプレミアデビュー!ニューカッスルは“補強0”トッテナムに敗れて黒星発進

このエントリーをはてなブックマークに追加

武藤嘉紀が途中出場でプレミアリーグデビュー

[8.11 プレミアリーグ第1節 ニューカッスル1-2トッテナム]

 プレミアリーグは11日、2018-19シーズンの第1節を行った。日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルはホームでトッテナムと対戦し、1-2で敗れた。今夏マインツから加入の武藤はベンチスタート。後半36分にピッチに入り、プレミアデビューを果たした。

 昨季と同じ相手、スタジアムでの開幕戦(2-0でトッテナム勝利)となったニューカッスル。今夏、武藤やFWサロモン・ロンドン、MFキ・ソンヨンらを獲得したが、先発では起用せず、MFジョンジョ・シェルビーやDFジャマール・ラッセルズ、FWアジョセ・ペレスらがスターティングメンバーに名を連ねた。

 今夏の移籍市場でプレミア史上初の“補強ゼロ”に終わったトッテナムは、フランス代表GKウーゴ・ロリスベルギー代表DFヤン・フェルトンヘンイングランド代表FWハリー・ケイン、MFデレ・アリなどロシアW杯組が先発から起用された。

 試合は開始早々に動いた。トッテナム前半8分、MFクリスティアン・エリクセンの右CKからDFダビンソン・サンチェスがヘディングシュート。ゴール直前でフェルトンヘンが頭で合わせ、クロスバー下を当たってゴール外に出たが、ゴールラインテクノロジーにより得点が認められた。

 だが、ニューカッスルがすぐさま追いつく。前半11分、右サイドからMFマット・リッチーが左足に持ちかえてクロスを供給。ゴール前に飛び込んだFWホセルがヘッドでゴール左に決め、試合を振り出しに戻した。しかし、昨季3位のトッテナムが18分に勝ち越す。右サイドからDFセルジュ・オーリエがダイレクトでクロスを上げ、ファーサイドのMFデレ・アリがヘディングシュートを決め、2-1とした。

 1点ビハインドのニューカッスルは、後半の立ち上がりから攻め込み、2分にMFモハメド・ディアメがPA左から放った左足ボレーは左ポストを直撃。11分にはトッテナムに好機も、DFベン・デイビスのクロスからMFムサ・シソコが放った左足ボレーはGKマルティン・ドゥーブラフカの好セーブに阻まれた。

 追いつきたいニューカッスルは後半14分、昨季7ゴールを挙げ、WBAから加入したロンドンを投入。さらに24分にはMFクリスティアン・アツ、そして36分には武藤がピッチへ。トップ下に入った日本代表FWは、果敢にボールホルダーに対してプレッシャーをかけ、入った直後にCKを獲得するなど積極的にプレー。後半42分には、PA左でフリーとなってパスを呼び込んだが、シュートではなくクロスを選択した。

 その後、ニューカッスルはロンドンのクロスバー直撃弾もあったが、追いつくことはできず1-2で敗戦。昨季開幕戦に続いてトッテナムに敗れ、黒星スタートとなった。

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2018-19特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP