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絶好調南野2発!浅野も2年ぶり弾! 森保J、“首位決戦”制して完封3連勝

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予選3試合連続ゴールのMF南野拓実(ザルツブルク)

[10.15 W杯2次予選 日本3-0タジキスタン ドゥシャンベ]

 日本代表は15日、カタールW杯アジア2次予選3戦目でタジキスタン代表と対戦した。前半は一進一退の攻防で得点を挙げられなかったが、後半に予選1戦目から2試合連続ゴールを決めているFW南野拓実(ザルツブルク)が2得点。国際Aマッチ4試合連発中の活躍によって日本が3-0で勝利し、無失点のまま予選3連勝を果たした。

 互いに2連勝同士で迎えた首位決戦。日本は10日のモンゴル戦(○6-0)から先発4人を入れ替えた。GK権田修一がゴールを守り、4バックは右からDF酒井宏樹、DF吉田麻也、DF植田直通、DF長友佑都。中盤はMF柴崎岳とMF橋本拳人のダブルボランチで、2列目は右からMF堂安律、MF南野拓実、MF中島翔哉と並び、FW鎌田大地が1トップに入る。[スタメン&布陣はコチラ]

 日本国内に甚大な被害を及ぼした台風19号の被災者に哀悼の意を示すため、試合前には両チームがセンターサークルに立って黙祷を実施。左腕に喪章を巻いてピッチに立った日本は大勢のタジキスタンサポーターが大歓声を送る中、ダイナミックな攻撃で相手に主導権を握られ、前半3分にはミドルレンジからファーストシュートを放たれた。

 それでも前半5分、中島のドリブル突破から敵陣に攻め込んだ日本は鎌田がつないだボールが酒井に渡り、鋭いクロスに対して南野がヘディングシュート。しかし、これは大きく枠を外れていった。13分には中島の右CKから吉田がユニフォームを引っ張られながらもアクロバティックなボレーシュートを狙ったが、今度は相手GKに阻まれた。

 負傷者を出したタジキスタンは前半17分に選手交代を強いられるが、そこからも一進一退の攻防。CBとSBのギャップを使われた日本は植田のカバーリングに救われる場面もあった。また24分には大ピンチ。MFアリシェル・ジャリロフのスルーパスに抜け出したMFイーソン・パンシャンバがGKの1対1の決定機を迎えたが、シュートには権田がスーパーセーブを見せた。

 難を逃れた日本は前半27分、混戦から放った堂安の左足ミドルは枠外。31分には中島の右CKから吉田がまたもヘディングで合わせたが、決定的なシュートは右に外れた。その後は吉田のサイドチェンジが何度か酒井に通るが、そのあとの攻撃が相手ブロックを破れず。45分には中島のクロスに南野が頭で合わせたがGK正面を突き、前半はスコアレスで終えた。

 後半のファーストシュートは日本。1分、前半から再三ボールを収めていた鎌田が華麗なターンから右足シュートを放ったが、GKの正面に飛んだ。さらに3分、中盤でボールを奪った鎌田がドリブル突破で敵陣を切り裂いてスルーパスを送るも、南野のトラップはやや外に流れてしまい、クロスは相手GKにキャッチされた。

 後半6分には橋本の縦パスから攻撃のスイッチが入ると、攻撃参加していた酒井がペナルティエリア内まで侵入。しかし、絶妙なタイミングで飛び出した相手GKに阻まれ、こぼれ球を拾った堂安のシュートも相手DFにクリアされた。直後、日本のピンチは再び権田が鋭い反応でキャッチすると、ようやく日本が立て続けにスコアを動かした。

 まずは後半8分、左サイドを駆け上がった中島が鋭いクロスを送ると、ファーサイドで合わせた南野がヘッドで押し込み先制。さらに11分、右サイドを駆け上がった酒井のグラウンダーでのクロスに今度はニアで南野が反応。トリッキーなダイレクトシュートでゴール左隅に流し込み、リードを2点に広げた。A代表4試合連続ゴールの南野は予選3試合で4点目となった。

 日本は後半19分、中島に代わってFW浅野拓磨を投入。そのまま左サイドに入った。その後は再び勢いを取り戻したタジキスタンが日本守備陣を追い詰め、立て続けにチャンスを迎えると、33分にはパンシャンバのFKがフリーでDFフルシェッド・ベクナザロフに通り、ダイレクトシュートがゴール右脇を突いた。

 日本は後半35分、鎌田に代わってFW永井謙佑を起用。直後、浅野に決定機が訪れたがシュートは大きく右に外れた。それでも37分、酒井のクロスに反応した浅野がヘディングでゴールを決めてダメ押し。浅野にとってはロシアW杯出場を決めた2017年8月のアジア最終予選・オーストラリア戦以来2年ぶりのゴールとなった。

 日本は後半41分、南野に代えてMF久保建英を投入。久保はそのままトップ下に入った。44分、さっそく左サイドを切り裂いた久保はマイナス方向へのパスで堂安のシュートを導いたが、これは大きく枠外。アディショナルタイム、浅野にも決定的なパスを通すもシュートはクロスバーに当たった。そのまま試合はタイムアップ。日本は勝ち点6で並ぶライバルを3-0で下し、F組の単独首位に立った。

(取材・文 竹内達也)
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