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ミャンマー戦で2次予選突破へ…森保監督「スキなく、油断なく、相手に合わせることなく」

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 日本代表森保一監督は27日、カタールW杯アジア2次予選のミャンマー戦(28日・フクアリ)の前日オンライン会見に出席し、勝てば2次予選突破が決まる一戦に向けて意気込みを語った。

 選手たちに求めたのは、油断の排除だ。ここまでのアジア2次予選で日本は、3月のモンゴル戦で叩き出したW杯予選史上最多の14ゴールを筆頭に、合計27得点0失点という圧倒的な戦績で5連勝。ミャンマー戦に勝てば2試合を残して2次予選突破が決まる優位な状況に立つが、森保監督は内容を追求した上での勝利にフォーカスを当てている。

「ミャンマーには対戦相手として最大限のリスペクトを払って試合をするが、強い気持ちを持って勝つこと、またスキなく、油断なく、相手に合わせることなく、流されることなく、自分たちができることを全力で出せるように準備したい」。

 そう語った指揮官はアウェーで2-0の勝利を挙げた2019年9月のミャンマー戦を例に挙げて「すごくいい試合をしてくれた」と指摘。スコアこそ2-0だったが、この日の会見で「パラグアイとの親善試合ですごくインテンシティの高い試合をした後、日本からミャンマーに移動し、気候も違う、環境も違うという中でいい準備をしてくれた。得点こそ2点しか入らなかったが、スキなく油断なく、相手に流されること、合わせることなくというのを実践してくれた」と振り返った。

 また指揮官は前回のミャンマー戦と3月のモンゴル戦を並べて「2-0と14-0という結果に違いはあるが、目の前の相手と全力で戦いつつ、志を高くし、高い基準、高い目標を持って今に全力を尽くすという姿勢は変わらなかった」と重ねて称賛。ミャンマーとの再戦でも「明日の試合も目の前の相手と全力で戦いながら、高い基準、高い目標、高い志を持って戦っていることを感じてもらえるようにしっかり準備して、明日の試合に臨みたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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