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「練習でもゴールを決めていた」エドゥアルドのFK炸裂!! 鳥栖が4試合ぶり白星でACL争い白熱

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鳥栖DFエドゥアルド(写真後方)

[8.29 J1第27節 仙台0-1鳥栖 ユアスタ]

 J1リーグは29日、第27節を各地で行い、サガン鳥栖ベガルタ仙台を1-0で下した。DFエドゥアルドの直接FKが決勝点。鳥栖は4試合ぶりの白星で勝ち点を47とし、ACL出場権を争う3位グループ(鹿島、神戸、名古屋)にポイントで並んだ。対する仙台は3連敗で11試合勝ちなしとなった。

 最初に決定機を迎えたのは、3バックシステムへの変更が機能した仙台。前半22分、MF石原崇兆からのパスを受けたDF福森直也が左サイドを駆け上がり、グラウンダークロスを送ると、逆のサイドからオーバーラップしてきたDF真瀬拓海がゴール前で反応した。だが、ゴール目前から放ったシュートは大きくゴールの上へ。大きな決定機を活かすことができなかった。

 対する鳥栖は前半28分、相手との接触があったMF小泉慶が腹部を痛め、ピッチに倒れ込む。一度はそのままプレーを続けていたが、同35分に再び腹部を押さえて立てなくなり、FW岩崎悠人との交代を迫られるアクシデントがあった。

 その後も両チームの守備が目立つ拮抗した展開。それでも助っ人レフティの一振りが試合を動かした。鳥栖は後半20分、岩崎がゴール右斜め前でFKを獲得すると、キッカーのエドゥアルドが左足一閃。壁の脇を抜いたボールは名手GKヤクブ・スウォビィクの逆を突き、ゴール左上に突き刺さった。

 上位相手に健闘していた仙台にとっては痛い失点。それでも終盤にはMF上原力也、FW西村拓真が激しくゴールに迫り、決定機をつくった。鳥栖は終了間際、交代枠を使い切った状態でDF飯野七聖が負傷し、10人で戦わなければならない状況。それでも最後はGK朴一圭が好守を連発し、最後まで試合をしのぎ切った鳥栖が勝ち点3を獲得した。

「自分のゴールで勝利ができてうれしい。チームの日々の努力から勝ち点3を取れたと思う」「普段は雄太(MF樋口雄太)がFKを蹴っているが、今日は出ていなかった。昨日からFKの練習をしていて、昨日の練習でもゴールを決めることができていた。そのままチャンスが来て、ゴールにすることができて本当にうれしい」

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