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欧州の移籍期間終了…南野「今季はリバプールで勝負すると決めていた」

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MF南野拓実(リバプール)

 ヨーロッパの移籍期間最終日を迎えた1日、日本代表のMF南野拓実(リバプール)に関する新たな発表はなかった。プレミアリーグでは開幕から3試合出場なし。それでも日本の10番は「今季はここでしっかり勝負したい」と力強く語った。

 南野は1日、日本代表活動中のオンライン取材に対応。自身初となるカタールW杯アジア最終予選に向けて「すごく重要な一戦が始まるというのは理解しているつもり。ホームで初戦というのはすごく大事。ここからは結果が一番重要だと思うので、そこにこだわってプレーしていきたい」と意気込みを語った。

 その上で所属先のリバプールでの立場に言及。今夏の南野はプレシーズンマッチで2試合連続ゴールを挙げるなど、ユルゲン・クロップ監督に好調ぶりをアピールしていたが、プレミアリーグ開幕後は3試合続けてベンチ入りするも出番がなかった。

 もっとも、南野は「プレシーズンから感覚的にはいいし、長いシーズンの中でチャンスが絶対に来ると思う。その中で結果を残したい。そのために良い準備をしていけている手応えはある」と自信を語った。

 また今夏の移籍期間に動きがなかったことについても説明。昨季は出場機会を得るためにサウサンプトンへの期限付き移籍を選んでいたが、その当時から今季はリバプールでプレーすることを心に決めていたという。

「あの時とは状況が違うと思っている。今季はチャンスもあると思うし、そこは自分が掴むか掴まないかもあるけど、そこを活かせる自信はある。前に移籍する前もサウサンプトンに移籍して結果を残して、チームに帰って、今季はリバプールで勝負すると決めていた。今季はここでしっかり勝負したい」。

 代表活動が終わればUEFAチャンピオンズリーグがスタートし、過密日程に入るリバプール。南野は代表での活躍を足がかりとし、静かにチャンスを待つ構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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