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レアル・マドリー大改革…今夏最大7選手放出へ。アザールやベイルらが候補に

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今夏に最大7選手を放出か

 レアル・マドリーは、夏の移籍市場でスカッドの刷新を計画している。『GOAL』レアル・マドリー番記者ホルヘ C.ピコンが伝えた。

 カルロ・アンチェロッティ監督の下、今季はラ・リーガで首位を走り、チャンピオンズリーグでも準々決勝に進出したレアル・マドリー。タイトル獲得の可能性を残す中、フランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得を狙うなど、来季に向けた補強計画を進めている。

 しかし、現トップチームは25名で構成されており、新選手を迎えるためには選手放出が必要になってくる。そこで余剰戦力となりつつある選手たちを放出し、給与削減と選手登録スペースの確保を画策している。

 ピコン氏によると、今季限りで契約が満了となるFWガレス・ベイル、MFイスコ、DFマルセロの3選手に契約延長をオファーする可能性はなし。退団が確実視されており、これによりレアル・マドリーは約6000万ユーロ(約80億円)を削減できるという。そしてこの金額のほとんどが、5000万ユーロ(約67億円)と予想されるムバッペの年俸に当てられる予定のようだ。

 さらにレアル・マドリーは、4選手の放出も計画。ベイルと並んでチームトップの年俸を受け取るFWエデン・アザールも放出候補の1人であり、年俸を一部負担することになっても退団することが予想されている。またFWルカ・ヨビッチの移籍先も探しているが、両者の退団で高額の移籍金を確保することは難しいようだ。

 また、過去2回のレンタルオファーを拒絶していたFWマリアーノ・ディアスについても売却を視野に入れており、完全移籍での放出を希望。さらに指揮官の信頼を獲得できていないDFヘスス・バジェホについても放出、別のセンターバックの獲得を考えているという。

 なお、MFマルコ・アセンシオとMFダニ・セバージョスにも退団の可能性が浮上している模様。両者ともに現行契約は2023年までだが、現時点で契約更新に関する情報はなし。レアル・マドリー側が新契約を提示しないことに決めた場合、フリーでの放出を避けるため、移籍金を確保できる今夏に動く必要があるようだ。

 大型補強の可能性が伝えられるレアル・マドリーだが、その前に人員の整理が不可欠になっている。

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