マンチェスター・シティに所属するDFカイル・ウォーカー(33)が、イングランド代表初ゴールを挙げた。イギリス『BBC』が試合後のコメントを伝えている。

　EURO2024予選の第5節が9日に行われ、グループCの1位イングランドは同2位のウクライナと対戦した。試合は前半26分にウクライナのDFオレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル)に先制点を許すも、同41分にウォーカーが同点弾。FWハリー・ケインからの浮き球ロングパスをペナルティエリア内右で収め、落ち着いて流し込んだ。

　2011年の11月に代表デビューを果たしたウォーカーは公式戦77試合目で初得点。「ホッとしたよ。母国を代表し、これほどの幸運に恵まれることをずっと頭の中で想像していたが、ようやく成し遂げた」と喜びを語ると、次のようにゴールシーンを振り返った。

「私は何年もH(ハリー・ケイン)と一緒にプレーしていて、彼が深いところに落ちて、ゴール前に走り込む選手を見つけるのが好きなことを知っていた。そのギャップが見えたんだ。貢献できて嬉しいけど、私の仕事はゴールを守ることだからね」

　ウォーカーの同点ゴールで追いついたイングランドだが、追加点を奪えずドローでタイムアップ。ここまでのグループリーグ4戦全勝だったが、5連勝とはならなかった。次戦は10月17日の第8節でイタリアをホームに迎える。

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