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[MOM4065]高岡一FW横田真冴斗(3年)_全国を知るエース「自分たちの強みが出せれば勝てる」

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懸命に右足を伸ばしてゴールに流し込むFW横田真冴斗

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by sfida]
[11.3 高校選手権富山県予選準決勝 富山工高0-2高岡一高 高岡スポーツコア]

 前半を1点リードで折り返した高岡一高は後半3分、左サイドからFW絹野仁(2年)が入れたボールを粘ってキープしたFW横田真冴斗(3年)が右足を伸ばして流し込む。「自分の強みであるフィジカルを生かせたと思います」。主将も務めるエースFWが、この日もしっかりと仕事をした。

 DFラインに2年生が並ぶ今年のチームだが、攻撃陣は横田はもちろん、MF谷内一景(3年)、MF中井翔空(3年)、MF上久大来未(3年)と、昨年度もメンバー入りしていた選手が多数いる。そして昨年は夏のインターハイに出場して全国を経験。そのこともあって、現3年生は「経験値が高い分、自分たちが引っ張る」という意識が強い代だという。

 しかし、今大会4点目を決めて決勝へと導いた横田だが、「今は絶不調」。「あまりよくないんです」と苦笑いを浮かべる。ただし自身の最大の持ち味であるヘディングの強さを生かして、足の速い絹野やFW古瀬己眞(3年)をアシストするようなプレーを心掛けていきたいと気を引き締める。

 全国大会まであと一勝と迫ったが、最も高い壁である富山一が決勝で待ち構える。今夏のインターハイ予選では0-4で完敗。自分たちのミスから崩れてしまった悔しい思いも残っている。このまま終わるわけにはいかない。「自分たちの強みが出せれば勝てると思います」。相手は8連覇を目指す絶対王者。失うものはない。

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(取材・文 児玉幸洋)

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