青森山田が誇る“右の矢”MF杉本英誉「まだ納得のいくプレーが出せていない」国立・市船戦で本領発揮へ
[1.4 選手権準々決勝 青森山田 4-0 昌平 浦和駒場]
埼玉の技巧派集団を相手に圧倒的な試合運びでベスト4行きを決めた青森山田高だったが、右サイドを担うMF杉本英誉(3年=FCフェルボール愛知)の表情は晴れなかった。「選手権に入ってから3試合やったけど、まだ自分の持ち味、納得のいくプレーが出せていない」。国立で行われる残り2試合で本領発揮といきたいところだ。
杉本は青森山田の右サイドハーフで全3試合に先発出場。相手に狙いを絞らせないボールの持ち方で起点を作り、左足のテクニックを駆使しながら攻撃を前進させる働きをこなしてはいるものの、ゴールやアシストの数字を積み重ねることができていない。
「1年間通してプレミアリーグではもっと相手をかわして、ゴールやアシストがあったけど、監督の正木(昌宣)さんからもやれていない部分があると言われている。もっと積極的に相手を抜き切るようなドリブルをしたい」
今季の青森山田の生命線とも言えるサイド攻撃は、杉本の仕掛ける姿勢あってこそ。そうした強みを準決勝の市立船橋高戦から見せていく構えだ。
対峙することが予想されるDF内川遼(3年)はU-17日本代表候補の選出歴もある注目株。「両サイドバックが強いのは認識できているので、1対1でどれだけ自分が勝てるか、周りをどれだけ使えるかが大事になる」。難敵相手にも果敢な姿勢を表現することを誓う杉本は「特別なスタジアムでの試合。絶対に負けられない。悔いのないようにチームのために走って戦っていきたい」と国立決戦への決意を語った。
(取材・文 竹内達也)
●第102回全国高校サッカー選手権特集
埼玉の技巧派集団を相手に圧倒的な試合運びでベスト4行きを決めた青森山田高だったが、右サイドを担うMF杉本英誉(3年=FCフェルボール愛知)の表情は晴れなかった。「選手権に入ってから3試合やったけど、まだ自分の持ち味、納得のいくプレーが出せていない」。国立で行われる残り2試合で本領発揮といきたいところだ。
杉本は青森山田の右サイドハーフで全3試合に先発出場。相手に狙いを絞らせないボールの持ち方で起点を作り、左足のテクニックを駆使しながら攻撃を前進させる働きをこなしてはいるものの、ゴールやアシストの数字を積み重ねることができていない。
「1年間通してプレミアリーグではもっと相手をかわして、ゴールやアシストがあったけど、監督の正木(昌宣)さんからもやれていない部分があると言われている。もっと積極的に相手を抜き切るようなドリブルをしたい」
今季の青森山田の生命線とも言えるサイド攻撃は、杉本の仕掛ける姿勢あってこそ。そうした強みを準決勝の市立船橋高戦から見せていく構えだ。
対峙することが予想されるDF内川遼(3年)はU-17日本代表候補の選出歴もある注目株。「両サイドバックが強いのは認識できているので、1対1でどれだけ自分が勝てるか、周りをどれだけ使えるかが大事になる」。難敵相手にも果敢な姿勢を表現することを誓う杉本は「特別なスタジアムでの試合。絶対に負けられない。悔いのないようにチームのために走って戦っていきたい」と国立決戦への決意を語った。
(取材・文 竹内達也)
●第102回全国高校サッカー選手権特集