12日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦に向けて遠征中の日本代表は11日、試合会場のブリスベンスタジアムで公式練習を行った。しかし、グラウンドに現れたのは22人。DF今野泰幸(G大阪)が風邪気味のためホテルで静養し、練習場に姿を見せなかった。協会広報によると、熱は微熱程度。「寒いので風邪が悪化しないように」と、大事を取って練習を休んだと説明したが、最悪の場合、オーストラリア戦を欠場する可能性もある。

　守備陣ではDF吉田麻也(VVV)が8日のヨルダン戦で右膝内側靭帯を痛め、チームを離脱。最終予選最大の大一番で主力CB2人を欠く可能性が出てきた。

(取材・文　西山紘平)

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