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ザッケローニ監督「決勝前夜の気持ちでいる」

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 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督はW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(埼玉)を翌日に控えた3日、公式練習後に記者会見を行った。

「明日の試合が非常に大切な試合であると自分たちも認識している。この数日でフィジカルコンディション、技術面、戦術面、精神面と、できる限りのいい準備ができた」。引き分け以上で5大会連続のW杯出場が決まる大一番。「選手たちに最大の信頼を持って臨みたい。明日の試合で選手がいいパフォーマンスを見せてくれる、いい戦いを見せてくれると確信している」と、選手への信頼を口にした。

 やはり引き分け以上でW杯出場が決まるはずだった3月26日のヨルダン戦は1-2の敗戦。今度こそW杯出場を決める。決戦を前に高ぶる思いを隠さない指揮官は「クラブチームでリーグ優勝を決める前の心境との違いは?」との質問に「よく似た感情を持っていて、決勝前夜の気持ちでいる」と指摘。「これまでたくさんのことがあったし、長い戦いだった。目的達成のために準備していかないといけない」。就任から約2年9か月。史上初となるホームでのW杯出場決定の瞬間はもうすぐだ。

(取材・文 西山紘平)

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