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アジアカップ初採用のVARに欧州メディアも大注目「大会初のVARは日本に味方した」

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モニターを確かめる主審

 24日に行われたアジアカップ準々決勝日本vsベトナムは1-0で日本が勝利。日本代表が2大会ぶりの4強入りを決めたことについて、欧州メディアも大きく伝えている。

 フランスメディア『france24』は「大会で初採用された歴史的なVAR(ビデオアシスタントレフェリー)は日本に味方し、ベトナムを撃破した」との見出しで次のように報じた。

「アジアカップにおいて(準々決勝から)VARがついにデビューを果たした。堂安律が敵陣で倒された判定はPKとなった。そしてその前には吉田麻也のゴールが取り消されるというシーンにもVARは関与している」

 ポルトガル『zerozero』も日本の勝利について「57分に堂安律が決めた唯一のゴールは、アジアカップで初めて採用されたVARによるものだった。一度相手DFブイ・ティエン・ドゥンに倒されたが主審はそのシーンを流した。だが、結果としてVARによって日本にPKが与えられることに」と伝えている。

 また、同記事では「日本はすでに準決勝へ勝ち上がった。次はカルロス・ケイロスが率いるイラン、もしくは中国と戦う予定(※イランが中国を3-0で下し、イランが準決勝へ)だ」と続けた。ポルトガル人のカルロス・ケイロスがイラン代表を率いていることもあり、セミファイナルの対戦相手となる日本vsベトナムの一戦には高い関心を寄せていたようだ。

 2大会ぶりの4強進出を果たした日本。VARはアジアカップにおいて、今大会のクォーターファイナルより導入されたことから、欧州メディアにとってもアジアカップでVARがどのように用いられるのか、注目を集めていたようだ。

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