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1ゴール1アシストで最終予選4戦連発の伊東純也「思い切って打ったら良いところに」

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最終予選4戦連発のMF伊東純也

[2.1 W杯アジア最終予選 日本 2-0 サウジアラビア 埼玉]

 分かっていても止められない。日本代表MF伊東純也(ゲンク)がサウジアラビア守備陣を切り裂いた。前半32分、DF酒井宏樹からの縦パスに走り出すと、抜群のスピードでDFアリ・アルブライヒの前に体を入れ、ゴール前にグラウンダーのクロス。FW大迫勇也がスルーしたボールをMF南野拓実が切り返しから左足でゴールネットを揺らした。

 貴重な先制点をアシストした伊東は1-0で折り返した後半5分に豪快な右足ボレーで追加点。「思い切って打ったら良いところにいきました」。ロシアW杯のアジア最終予選でMF原口元気が記録した史上最多記録に並ぶ最終予選4戦連発を達成し、1ゴール1アシストで首位撃破の立役者となった。

 豊富な運動量でフル出場し、守備でも貢献。「相手の左サイドがストロングポイントだった。(右サイドバックの)酒井くんとしっかり話しながら封じられたと思う」と胸を張った。

「自分のゴールで勝てたのはうれしいし、チームが勝てたことが一番うれしい」。日本はこれで7大会連続のW杯出場に王手。次戦は3月24日、アウェーでのオーストラリア戦となる。「W杯に出るのは簡単じゃないけど、絶対に出なきゃいけないと思っている。一戦一戦勝って、しっかりW杯を決めたい」と誓った。

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