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日本代表・森保監督が11日から欧州視察へ! “日本人対決”ほか負傷者とも面会予定

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日本代表森保一監督

 日本代表森保一監督が10日、報道陣のオンライン取材に応じ、11日からヨーロッパ入りし、欧州組の視察を行うと明かした。期間は約2週間。現地で試合をチェックするだけでなく、負傷のため戦線離脱中のDF吉田麻也(サンプドリア)、DF冨安健洋(アーセナル)らともコミュニケーションを図るとみられる。

 森保監督によると「日程は全て決まっているわけではない」が、拠点は日本サッカー協会のオフィスがあるドイツのデュッセルドルフ。13日にはMF田中碧、DF板倉滉の日本人対決となるブンデスリーガ2部のデュッセルドルフ対シャルケ戦を視察する。

 加えて森保監督は「イングランドやイタリアには行きたいと思っている。怪我人等々も含め、試合も見たいが、選手に会いに行きたいと思っている」と述べ、前回のカタールW杯アジア最終予選で不在だった吉田、冨安との面会も示唆。また指揮官の視察後にはトレーナーが現地に渡り、より専門的な形で選手のコンディションをチェックする予定だという。

 一方、2022年シーズンの開幕を迎えるJリーグは指揮官不在での視察となる。森保監督は「国内のサッカーがあってこその日本代表。そこを疎かにするつもりはないが、普段はJリーグをたくさん見て海外の選手を映像で確認することもやっているし、それが今回は逆になることで理解してほしい」と理解を求めた上で、「世界的に見ていかないといけない日本代表なのでバランスを見ながら視察していきたい直接見られるか映像で見られるかは別として、選手たちには全て見られている感覚でプレーしてほしい」と話した。

 W杯アジア最終予選は残り2試合。日本代表は3月24日にアウェーでオーストラリア代表、同29日にホームでベトナム代表と対戦する。W杯出場権をかけた直接対決となるオーストラリア戦に勝てば7大会連続のワールドカップ出場が決まる。

(取材・文 竹内達也)
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