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日本代表の最大の弱点とは?米メディアが分析「ゴール期待値を“6”以上も下回っている」

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森保一監督

 米メディア『The Athletic』が、カタール・ワールドカップに挑む日本代表を分析している。

 いよいよ開幕まで10日を切ったカタール・ワールドカップ。各国の招集メンバーは続々と発表されており、日本代表も今月頭に招集メンバー26名を発表済み。ドイツ代表(23日)、コスタリカ代表(27日)、スペイン代表(12月1日)との試合に向けて準備を進めている。

 そんなグループEで強豪相手に挑む日本代表について、『The Athletic』は攻守両面における詳細な戦術分析を行った。そして「弱点」の項目では「決定力」を挙げ、以下のように指摘した。

「森保のチームはアジア3次予選と最終予選で最も多くのチャンスを作りながら、ゴール期待値(xG)を“6”以上も下回っている(ゴール数:11、xG:17.2)」

「大迫が不在のため、ストライカーは限られた人数しかいない。町野修斗はJリーグでは得点を挙げているものの、国際舞台では未知数。上田綺世は10キャップで未だノーゴールだ」

「さらに、日本代表はワールドカップでゴールを量産したことはない。2018年ロシア大会では4試合で6ゴールを奪っているが、これが過去最多である」

 そして「キープレイヤー」の中で、モナコFW南野拓実について「森保体制で最多出場(47)、最多得点(17)、最多アシスト(10)をマークしており、4-2-3-1ならば彼のスタイルにフィットしているだろう。だがリバプールでの不遇の時期を経て、モナコへ移籍して以降も出場機会が限られている。9月のアメリカ戦では、彼ではなく鎌田大地が起用されている」とし、また伊東純也について「予選ではアジア人選手の中で最多アシスト(7)、最多チャンスメイク(33)、最多アシスト期待値(5.13)をマーク。最も得意とするのは右サイドからクロスを送ることで、ドリブルで相手サイドバックを剥がしたり、走り込むことを頻繁に行っている」と評価している。

 そして、「注目すべきポイント」にはブライトンで評価を高める三笘薫を選出。「インパクトのある交代選手。森保はカタール大会で5人の交代を行えるが、この右足の左ウインガーは、電光石火の加速とダイレクトプレーで何度も強固な守備陣を破壊してきた」と期待を込めている。

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